特許
J-GLOBAL ID:200903079104872973

子装置個体番号自動設定方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柏谷 昭司 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-296409
公開番号(公開出願番号):特開平9-139750
出願日: 1995年11月15日
公開日(公表日): 1997年05月27日
要約:
【要約】【課題】伝送路上の複数の子装置の個体番号を自動設定する方式に関し、個体番号の設定を正確に行ない、個体番号のチェックを迅速に行えるようにする。【解決手段】二重化されたリング状の伝送路300上に、親局100と複数の子装置200とを配置し、親局からの遠方制御によって各子装置に個体番号を設定する通信システムにおいて、親局または子装置から、隣接する子装置にアドレスと無制御の指示とを送出し、隣接子装置は、アドレスを自局のレジスタに設定してレジスタ値を返送し、親局または子装置は、返送値と設定値との一致を判定したとき、アドレスと加算または減算の指示とを隣接子装置に送出し、隣接子装置はこのアドレス値を自局の個体番号として設定する手順を、伝送路の一方向にアドレス値を加算しながら行ない、または反対方向に減算しながら行ない、親局は最終の子装置のアドレスが返送されたとき、各子装置の個体番号の正常設定を確認する。
請求項(抜粋):
二重化されたリング状の伝送路上に、親局と複数の子装置とを配置し、親局からの遠方制御によって各子装置に個体番号を設定する通信システムにおいて、親局から、隣接する子装置にアドレスと無制御の指示とを送出し、該子装置は、該アドレスを自局のレジスタに設定するとともに、該レジスタ値を親局に返送し、親局は該返送値と設定値との一致を判定したとき、該アドレスと加算または減算の指示とを前記子装置に送出し、該子装置は該アドレス値を自局の個体番号として設定し、該子装置は自局のアドレスに+1または-1したアドレスと無制御の指示とを次の子装置に送出し、該次の子装置は、該アドレスを自局のレジスタに設定するとともに、該レジスタ値を前記子装置に返送し、前記子装置は該返送値と設定値との一致を判定したとき、該アドレスと加算または減算の指示とを前記次の子装置に送出し、該次の子装置は該アドレス値を自局の個体番号として設定し、以下、同様の処理を順次子装置と隣接する次の子装置との間で行う手順を、一方向に加算しながら行ない、または反対方向に減算しながら行って、親局は最終の子装置のアドレスが返送されたことによって、各子装置における個体番号の正常設定を確認することを特徴とする子装置個体番号自動設定方式。

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