特許
J-GLOBAL ID:200903079108660067

空間及びSNRファイングラニュラースケーラブルビデオ符号化及び伝送の方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 伊東 忠彦 ,  大貫 進介 ,  伊東 忠重
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-550328
公開番号(公開出願番号):特表2007-520950
出願日: 2005年01月14日
公開日(公表日): 2007年07月26日
要約:
本発明は、ビデオフレームからなる第一の入力ストリームの形式で利用可能なビデオデータを符号化する方法、及び対応する符号化装置に関する。この方法は、たとえば3つの連続するステージ101,102,103で実現され、(a)第一のベースレイヤビットレートでの伝送に適した第一の符号化されたベースレイヤストリームBL1を生成するため、第一の入力ストリームをエンコードするステップ、(b)第一の入力ストリーム及びデコードされたバージョンの第一の符号化されたベースレイヤストリームに基づいて、第一の符号化されたエンハンスメントレイヤストリームEL1を生成するため、第一のエンハンスメントレイヤストリームの形式における第一の残差フレームのセットを生成し、第一のエンハンスメントレイヤストリームをエンコードするステップ、及び更なる符号化されたベースレイヤストリームBL2,BL3,...及び更なる符号化されたエンハンスメントストリームEL2,EL3,...を生成するため、(c)同じタイプのプロセスを少なくとも1度繰返すステップを含む。第一の入力ストリームは、要求された空間解像度を得るため、低いビットレートをもつ空間解像度までベースレイヤをエンコードし、要求された空間解像度に対応する最後のベースレイヤ及び/又はエンハンスメントレイヤに高いビットレートを割り当てることで圧縮される。対応する伝送方法も提案される。
請求項(抜粋):
ビデオフレームからなる第一の入力ストリームの形式で利用可能なビデオデータを符号化する方法であって、 当該方法は、 (A)第一のベースレイヤビットレートでの伝送に適した第一の符号化されたベースレイヤストリームを生成するため、前記第一の入力ストリームをエンコードするステップと、 (B)前記第一の入力ストリーム及び局所的にデコードされたバージョンの前記第一の符号化されたベースレイヤストリームに基づいて、第一の符号化されたエンハンスメントレイヤストリームを生成するため、第一のエンハンスメントレイヤストリームの形式における第一の残差フレームのセットを生成し、前記第一のエンハンスメントレイヤストリームをエンコードするステップと、 (C)同じタイプのプロセスを少なくとも1度繰返し、すなわち前記第一の入力ストリームと前記局所的にデコードされたバージョンの第一の符号化されたベースレイヤストリームとの間の差により第二の入力ストリームを生成し、前記第二の入力ストリームに基づいて、第二のベースレイヤビットレートでの伝送に適した第二の符号化されたベースレイヤストリームと、前記第二の入力ストリーム及び局所的にデコードされたバージョンの前記第二の符号化されたベースレイヤストリームに基づいて、第二の符号化されたエンハンスメントレイヤストリームを生成するために符号化される第二のエンハンスメントレイヤストリームの形式で第二の残差フレームのセットとを生成するため、タイプ(A)及び(B)の2つのステップを前記第二の入力ストリームに適用するステップと、 (D)第三の符号化されたベース及びエンハンスメントレイヤストリームを生成するためにプログレッシブに増加する指標をもつ、前記ステップ(C)で提供された動作に類似の動作を含む前記プロセスを更に繰返すステップとを含み、 前記第一の入力ストリームは、予め決定された要求された空間解像度を得るため、c)低いビットレートをもつ前記要求される空間解像度までベースレイヤをエンコードし、d)前記要求された空間解像度に対応する最後のベースレイヤ及び/又はエンハンスメントレイヤに高いビットレートを割り当てることで圧縮される、 ことを特徴とする方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H03M 7/30
FI (2件):
H04N7/137 Z ,  H03M7/30 A
Fターム (14件):
5C059KK23 ,  5C059MA00 ,  5C059MA31 ,  5C059MC32 ,  5C059SS20 ,  5C059TA39 ,  5C059TC02 ,  5C059TD05 ,  5C059UA02 ,  5J064AA01 ,  5J064AA02 ,  5J064BC08 ,  5J064BD02 ,  5J064BD03

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