特許
J-GLOBAL ID:200903079110825430

軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-347336
公開番号(公開出願番号):特開平5-180220
出願日: 1991年12月27日
公開日(公表日): 1993年07月20日
要約:
【要約】【目的】 定圧予圧方式の軸受装置において、軸受に予圧を付与するシリンダ力より大きな反スラスト方向の力がスピンドルに加わるような場合に、スピンドルの軸方向の動きを制止でき、スピンドルに剛性を付与することを目的とする。【構成】 シリンダ6にて駆動される予圧調整用のスライド体7をハウジング2内面に嵌着した環状スリーブ14の内面で移動自在に支持する。このスリーブ14に加圧室21と薄肉部23を形成し、スピンドル3に反スラスト方向の大きな力が加わる場合に、流体圧力によって上記加圧室21を加圧し薄肉部23を弾性変形させてスライド体7表面に接触させそこに大きな摩擦抵抗を生じさせる。これにより、スライド体7の動きすなわち軸受4、5の動きを制止する。
請求項(抜粋):
ハウジング内で軸受を介しスピンドルを回転自在に支持する軸受装置において、ハウジングとスピンドルとの間に第1の圧力流体供給源と接続される環状のシリンダを形成し、このシリンダ内に一端側を嵌合し他端側で上記軸受の外輪を保持する環状のスライド体を、ハウジング内面に嵌着した環状スリーブの内面で軸方向に移動自在に支持し、上記環状スリーブはハウジング内面との間に第2の圧力流体供給源と接続される加圧室を形成するとともに、この加圧室に面しかつスライド体表面との間に形成したポケット部でスライド体表面に対し接触する方向に弾性変形可能な薄肉部を有し、上記加圧室を圧力流体によって加圧することにより上記薄肉部を変形させ上記スライド体の動きを制止することを特徴とする軸受装置。
IPC (4件):
F16C 25/08 ,  B23B 19/02 ,  F16C 27/00 ,  F16C 35/06

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