特許
J-GLOBAL ID:200903079110919680

ガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-148782
公開番号(公開出願番号):特開平8-105813
出願日: 1994年06月08日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】 複数のガス圧力センサで検出したそれぞれのガス圧力を、通電電流に影響されることなく、高精度な温度補正を行い基準温度におけるガス圧力換算値を求め、ガス漏れを早期に検出することのできる低廉な監視装置を提供する。【構成】 ガス絶縁開閉装置の複数の密閉タンク1A〜1Cに、それぞれガス圧力センサ4A〜4Cを設け、いずれか1つの密閉タンク1Cの外壁表面に表面温度センサ5を設け、ガス絶縁開閉装置の近傍に気温センサ6を設け、開閉部7A、7Bの状態を出力する補助接点8A、8Bを設ける。また、ガス圧力センサ4A〜4Cと表面温度センサ5、気温センサ6の出力信号を取込み、補助接点8A、8Bの状態から通電電流の有無を認識して、基準温度におけるガス圧力換算値を算出する温度補正手段9を設け、このガス圧力換算値を、あらかじめ設定した判定値と比較してガス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段10を設ける。
請求項(抜粋):
複数の密閉タンク内に、分岐部分を有する高圧導体ならびに開閉部を収納して、空隙に絶縁ガスを所定の圧力で封入したガス絶縁開閉装置において、前記複数の密閉タンクにそれぞれ設けられて、封入された絶縁ガスの圧力を検出する複数のガス圧力センサと、前記密閉タンクのいずれか1つの外壁の表面に設けられて、外壁表面温度を検出する表面温度センサと、前記ガス絶縁開閉装置の近傍に設けられて、外気温度を検出する気温センサと、前記複数のガス圧力センサで検出したそれぞれのガス圧力と前記表面温度センサで検出した外壁表面温度および前記気温センサで検出した外気温度の出力信号を取り込み、前記高圧導体に通電電流が流れている前記密閉タンクでは外壁表面温度をガス平均温度とみなし、前記高圧導体に通電電流が流れていない前記密閉タンクでは外気温度をガス平均温度とみなして、基準温度におけるガス圧力換算値をそれぞれ算出する温度補正手段と、算出したガス圧力換算値を、あらかじめ設定しておいた判定値と比較してガス漏れの有無を判定するガス漏れ判定手段と、を有するガス絶縁開閉装置のガス漏れ監視装置。

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