特許
J-GLOBAL ID:200903079124329516

冷凍サイクルの空気除去装置及び二酸化炭素発生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松田 正道
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-310460
公開番号(公開出願番号):特開平10-153363
出願日: 1996年11月21日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【課題】 冷凍サイクル内に残存する空気は、非凝縮性ガスとして冷凍能力を下げたり、酸素や水分が冷凍サイクル内物質の劣化を促進するので必ず除去する必要があるが、従来の真空ポンプにより排気する方法では、冷凍サイクルが分離型の空調機などの場合、施工現場で真空ポンプを稼働させるために電源が利用可能である必要があり、また冷媒による置換方法では、冷媒であるフロンの大気放出がつきまとうので、地球環境的にみてオゾン層破壊あるいは地球温暖化の問題から好ましくなかった。【解決手段】エチレンカーボネートまたはプロピレンカーボネートを二酸化炭素発生源として保持する二酸化炭素発生装置13と、二酸化炭素を吸収する二酸化炭素吸収装置14をバルブ16、17及び配管15にて連結したことを特徴とし、冷凍サイクルへの冷媒循環前に冷凍サイクルの一部または全部に存在する空気を除去する。
請求項(抜粋):
エチレンカーボネートまたはプロピレンカーボネートを二酸化炭素発生源として保持する二酸化炭素発生装置と、二酸化炭素を吸収する二酸化炭素吸収装置と、それらの二酸化炭素発生装置及び二酸化炭素吸収装置を連結する配管と、それらの二酸化炭素発生装置及び二酸化炭素吸収装置を開閉するためのバルブとを備え、冷凍サイクルへの冷媒循環前に冷凍サイクルの一部または全部に存在する空気を除去することが出来ることを特徴とする冷凍サイクルの空気除去装置。

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