特許
J-GLOBAL ID:200903079127557994

流体圧ダンパ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山本 秀樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-111696
公開番号(公開出願番号):特開平7-301272
出願日: 1994年04月28日
公開日(公表日): 1995年11月14日
要約:
【要約】【目的】 ダンパ作用を得る軸回転方向を簡単に変更可能であると共に、摺接箇所が少なく、構造が簡易で安価に作成できること、また、ダンパの性能のばらっきや変化に対処できるようにする調整手段を簡単な構成で付与する。【構成】 内壁に隔壁11を突設したケーシング1の円筒室14に、回転翼21を備えた軸2が回転可能に組み合わされると共に、粘性流体が充填された流体圧ダンパにおいて、回転翼21に流体通路22を設ける一方、この回転翼21の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接する摺接部33と、流体通路22の一方側口を覆う弾性弁部31とを一体に有するシール部材3を有し、シール部材3がその摺接部33を回転翼21の先端面側に組み付けられて回転翼21と一体に回転可能であり、かつ、弾性弁部31が軸2の一方向の回転でのみ流体通路22の他方側口を通じて入る粘性流体の流体圧を受けて揺動し流体通路22の一方側口を解放可能である。
請求項(抜粋):
内壁に隔壁を突設したケーシングの円筒室に、回転翼を備えた軸が回転可能に組み合わされると共に、粘性流体が充填された流体圧ダンパにおいて、前記回転翼に流体通路を設ける一方、この回転翼の先端面を覆うと共にケーシング内壁に接する摺接部と、前記流体通路の一方側口を覆う弾性弁部とを一体に有するシール部材を有し、前記シール部材がその摺接部を回転翼の先端面側に組み付けられて回転翼と一体に回転可能であり、かつ、前記弾性弁部が前記軸の一方向の回転でのみ流体通路の他方側口を通じて入る粘性流体の流体圧を受けて揺動し流体通路の一方側口を解放可能であることを特徴とする流体圧ダンパ。
IPC (4件):
F16F 9/14 ,  A47K 13/10 ,  E05F 3/14 ,  E05F 5/00
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭62-094126

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