特許
J-GLOBAL ID:200903079132103179

含オキサイド系耐火用形鋼の制御圧延による製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青木 朗 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-254701
公開番号(公開出願番号):特開平6-100923
出願日: 1992年09月24日
公開日(公表日): 1994年04月12日
要約:
【要約】【目的】 建造物の構造部材に用いる耐火性と靱性の優れたH形鋼、I形鋼等のフランジを有する形鋼を新製鋼法と加速冷却制御圧延によりインラインで製造する。【構成】 製鋼工程での予備脱酸により溶鋼の酸素濃度を制御し所定の成分鋼とした後、微量Alにより最終脱酸し粒内フェライト生成能に優れた複合酸化物粒子を分散させた鋳片とし、この鋳片を熱間圧延において、圧延パス間水冷と圧延後の加速冷却との組合せ処理を行い、組織の微細化と低合金化を達成し、常温・高温強度、靱性を向上させる。
請求項(抜粋):
重量%でC:0.04〜0.20%、Si:0.05〜0.50%、Mn:0.4〜2.0%、Mo:0.3〜0.7%、N:0.003〜0.015%、Ti:0.005〜0.025%を含み、残部がFeおよび不可避不純物からなる溶鋼を、予備脱酸処理によって、溶存酸素を重量%で0.003〜0.015%に調整後さらに、金属アルミもしくはフェロアルミの添加により脱酸し、該Al含有量が重量%で0.005〜0.015%で、かつ溶鋼の溶存酸素〔O%〕に対し-0.004≦〔Al%〕-1.1〔O%〕≦0.006の関係を満たす鋳片に鋳造し、該鋳片を1100〜1300°Cの温度域に再加熱後に圧延を開始し、圧延工程で鋼片の平均温度を700°C以下に水冷し、パス間の復熱過程で圧延する工程を一回以上繰り返し圧延し、圧延終了後に1〜30°C/Sの冷却速度で650〜400°Cまで冷却することを特徴とする含オキサイド系耐火用形鋼の制御圧延による製造方法。
IPC (6件):
C21C 7/06 ,  C21C 7/04 ,  C21D 8/00 ,  C22C 33/00 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/12

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