特許
J-GLOBAL ID:200903079132655350

トンネルの消火システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐々木 宗治 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-337382
公開番号(公開出願番号):特開平6-181999
出願日: 1992年12月17日
公開日(公表日): 1994年07月05日
要約:
【要約】【目的】 防災盤のMPU又は中継盤のMPUが暴走した場合でも、本当に鎖錠解がなされなければ、放水されないトンネルの消火システムを得ることを目的とする。【構成】 防災盤3のMPU20が放水区画を決定し、放水命令信号を第1の伝送ケーブルを介して中継盤4に送出して中継盤4のMPU40に開制御命令信号を出力させる。また、自動弁のロック状態を解除させる鎖錠解信号が入力すると、防災盤3の送信回路35が鎖錠解信号を、第2の伝送ケーブルを介して中継盤4に送出する。そして、ロック解除判定回路42が中継盤3のMPU40からの開制御命令信号と中継回路41からの鎖錠解信号とが揃ったとき、自動弁開信号を自動弁制御部27に出力する。
請求項(抜粋):
少なくとも、トンネル内の所定区画毎に配置され、該所定区画内の各区画に設けられた検知器及びその区画の放水ヘッドにポンプからの水を供給する自動弁を制御監視する中継盤と、前記中継盤からの火災信号の送出に伴って、前記自動弁のロック状態を解除する防災盤からなるトンネルの消火システムであって、前記防災盤は、前記中継盤からの火災発生信号の入力に伴って、火災発生であることを知らせると共に、火災発生の所定区画に放水させる自動弁制御命令信号を第1の伝送ケーブルを介して前記中継盤に送出する第1のマイクロコンピュータと、前記自動弁のロック状態を解除させるための鎖錠解信号が入力すると、該鎖錠解信号を、第2の伝送ケーブルを介して前記中継盤に送出する送信回路が設けられ、前記中継盤は、監視区画の検知器の火災発生信号を前記第1の伝送ケーブルを介して前記防災盤に送出し、前記防災盤からの自動弁制御命令信号を受信したときに、開制御命令信号を出力する第2のマイクロコンピュータと、前記防災盤からの鎖錠解信号を前記第2の伝送ケーブルを介して受信し、再生する中継回路と、前記第2のマイクロコンピュータからの開制御命令信号と前記中継回路からの鎖錠解信号とが揃ったときに、自動弁開信号を出力するロック解除判定回路と、前記自動弁開信号の入力に伴って、前記自動弁のロック状態を解除する自動弁制御回路とが設けられてなることを特徴とするトンネルの消火システム。
IPC (4件):
A62C 37/36 ,  A62C 3/02 ,  G08B 17/00 ,  E21F 11/00

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