特許
J-GLOBAL ID:200903079143725422

ロ-ルの製造方法およびロ-ル

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-199180
公開番号(公開出願番号):特開平7-035130
出願日: 1993年07月16日
公開日(公表日): 1995年02月03日
要約:
【要約】【目的】外筒外表面をメッキ処理する際に、内筒と外筒との間にメッキ液が侵入するのを防止すると共に、メッキ処理によってロ-ルの精度が悪化しないようにする。【構成】繊維強化プラスチックにより内筒1が構成され、内筒1の端部開口がヘッダ3により施蓋される。内筒1とヘッダ3の外周に金属製の外筒2が圧入されている。ヘッダ3の外端面5fおよび延長外表面5eに開口されたシ-ル溝10が、ヘッダ5の周方向全長に渡って形成される。シ-ル溝10内に介装されたシ-ル部材11が、ヘッダ3に取付けられたシ-ル押さえ部材12で施蓋される。シ-ル部材11によってヘッダ3の延長外表面5eと外筒2の内表面2aとがシ-ルされた状態で、外筒2の外表面2bに対してメッキ処理が行なわれる。
請求項(抜粋):
繊維強化プラスチックからなる内筒と、回転軸部を有し、該内筒の端部開口を施蓋すると共に該内筒の外表面と面一となる延長外表面を有するヘッダと、前記内筒およびヘッダの外周に嵌合された金属製の外筒と、を備えたロ-ルにおいて、前記ヘッダに、該ヘッダの延長外表面および外端面に開口されてヘッダの全周囲に渡って伸びるシ-ル溝を形成する工程と、前記シ-ル溝にシ-ル部材を介装すると共に、前記ヘッダの外端面に取付けたシ-ル押え部材により該シ-ル部材が前記外筒の内表面に押付けられた状態を保持させる工程と、前記シ-ル部材により前記ヘッダと外筒との間のシ-ルを行なった状態で、該外筒の外表面にメッキ処理を行なう工程と、を備えていることを特徴とするロ-ルの製造方法。
IPC (2件):
F16C 13/00 ,  C25D 3/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特公平3-018055
  • 特開平4-286633

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