特許
J-GLOBAL ID:200903079143911048

画像暗号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 柿本 恭成
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-237929
公開番号(公開出願番号):特開平11-088857
出願日: 1997年09月03日
公開日(公表日): 1999年03月30日
要約:
【要約】【課題】 少ない計算量で画面全体の暗号化を行うとともに、効率的な圧縮符号化が可能な画像暗号化装置を提供する。【解決手段】 画像メモリ11内の画像データPDATAは、ブロック分割部12で複数の正方形の画素ブロックPBLKに分割され、直交変換部13に与えられる。画素ブロックPBLKは、直交変換部13で複数の周波数成分から成る直交データODATAに変換された後、量子化部15で量子化されて量子化データQDATAが得られる。量子化データQDATAは、切替部15で低周波データLDATAと高周波データHDATAに分離される。低周波データLDATAは、暗号化部16で同一データ長の暗号化データEDATAに変換される。暗号化データEDATAと高周波データHDATAは符号化部18に与えられ、可変長符号に符号化されて、暗号化された画像データCDATAが得られる。
請求項(抜粋):
マトリクス状に配置された複数の画素データで構成される画像データを、縦横同数の前記画素データからなる画素ブロックに分割して読み出すブロック分割手段と、前記ブロック分割手段で読み出された前記画素ブロックを、演算処理を用いて特定の座標軸に沿って回転させることによって、前記画素データの有する情報量を1つの座標軸方向に集中させ、複数の周波数成分から成る直交データに変換する直交変換手段と、前記直交データの各周波数成分の値を、所定の幅で不連続に変化する有限個のレベルに量子化する量子化手段と、前記量子化手段で量子化された前記直交データの各周波数成分を、低周波側の一定長の低周波データと該低周波データを除く高周波データとに分離して出力する分離手段と、前記一定長の低周波データが与えられ、該低周波データを暗号化して該低周波データと同一の長さの暗号化データを出力する暗号化手段と、前記暗号化データ及び前記高周波データが順次与えられ、これらの暗号化データ及び高周波データ中の同一ビットの連続する数に応じて、予め定められた可変長の符号語を出力する符号化手段とを、備えたことを特徴とする画像暗号化装置。
IPC (3件):
H04N 7/167 ,  G09C 5/00 ,  H04N 7/30
FI (3件):
H04N 7/167 Z ,  G09C 5/00 ,  H04N 7/133 Z

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