特許
J-GLOBAL ID:200903079151499695

画像記録装置のトナー濃度制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴木 弘男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-295122
公開番号(公開出願番号):特開平5-107924
出願日: 1991年10月15日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【目的】 トナー濃度センサを用いてトナー濃度を制御する画像記録装置のトナー濃度センサの感度にばらつきがあっても、薄い濃度の原稿を連続して記録しても正常な濃度で記録できること。【構成】 トナー濃度センサ28の発生磁界の強度を制御するための制御電圧Vcを変化させ、この変化量に対するトナー濃度センサ28の出力電圧Voの変化量を感度Syとしてこの感度Syと標準的トナー濃度センサの感度Ssとの比Sy/Ssを演算して補正値Mとし、トナー濃度センサ28の出力電圧Voが、補正値Mと所定値0.1との積0.1×Mと標準的トナー濃度センサの出力電圧1.6との和(1.6+0.1×M)または差(1.6-0.1×M)で境界される複数の範囲のいずれかに属するかを判別し、判別の結果に基づいてトナーの補給量を変化させる。
請求項(抜粋):
磁界を発生し、該磁界をトナーおよびキャリヤから成る二成分系現像剤に及ぼし、該現像剤の透磁率の変化を検出して現像剤のトナー濃度を検知するトナー濃度センサを用い、該トナー濃度センサの出力に基づいてトナー濃度を制御する画像記録装置のトナー濃度制御方法において、該画像記録装置に取り付けられたトナー濃度センサの発生磁界の強度を制御するための制御電圧の変化量に対する出力電圧の変化量を感度として該感度と標準的トナー濃度センサの感度との比を演算して補正値とし、前記画像記録装置に取り付けられたトナー濃度センサの出力電圧の値が、前記標準的トナー濃度センサの出力電圧の値と前記補正値との演算結果により境界される複数の範囲のいずれかに属するかを判別し、判別の結果に基づいてトナーの補給量を変化させることを特徴とする画像記録装置のトナー濃度制御方法。

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