特許
J-GLOBAL ID:200903079152883120

動画像の符号化・復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 京本 直樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-333992
公開番号(公開出願番号):特開平7-203425
出願日: 1993年12月28日
公開日(公表日): 1995年08月04日
要約:
【要約】【目的】 画像から被写体領域の輪郭線を検出し、領域毎に分離した動き補償予測処理を施すことで動き補償予測の効率改善と復号画像の画質改善を実現する。【構成】 符号化部では、輪郭検出回路100で入力画像121から被写体領域の輪郭線データ122を検出し、代表点設定回路101では輪郭線データ122を参照して動き検出代表点を設定し出力し、動き検出回路102では入力画像上の動き検出代表点で動きデータ124を検出し、動き補償回路103では輪郭線データ122と動きデータ126および前フレームの復号画像123とを参照し、入力画像の画素毎に動き補償フレーム間予測を行なう。入力画像121と予測データとの差分は量子化し、輪郭線データ122および動きデータ126とともに符号化伝送する。復号部では、符号化データを復号し、符号化部と同様の動き補償フレーム間予測を行ない復号画像を得る。
請求項(抜粋):
符号化部と復号化部とか構成される動画像の符号化・復号化装置において、前記符号化部は、入力画像から被写体領域の輪郭線データを検出する手段と、前記輪郭線データを参照して前記入力画像上に複数の動き検出代表点を設定する手段と、前フレームの復号画像を参照して前記代表点でのフレーム間の動き量を計算し、動きデータとして出力する手段と、前記輪郭線データと前記動きデータと前記前フレームの復号画像とを参照し、前記入力画像の画素毎に動き補償フレーム間予測を行ない、該画素毎の符号化予測データを出力する手段と、前記入力画像と前記符号化予測データとの差分データを出力する手段と、前記差分データを量子化し、量子化データを出力する手段と、前記量子化データを逆量子化する手段と、前記逆量子化したデータと前記符号化予測データとを加算して復号画像を再生する手段と、前記再生した復号画像を保持し、次フレームの符号化時に出力する手段と、前記輪郭線データと前記量子化データと前記動きデータとを符号化し、符号化データとして前記復号部へ出力する手段とを備え、前記復号化部は、前記符号化部から供給された前記符号化データを復号し、量子化データと輪郭線データと動きデータとを出力する手段と、前記復号した量子化データを逆量子化する手段と、前記復号した輪郭線データと前記復号した動きデータと前フレームの復号画像とを参照し、画素毎に動き補償フレーム間予測を行ない、該画素毎の復号予測データを出力する手段と、前記逆量子化したデータと前記復号予測データとを加算して復号画像を再生し、外部へ出力する手段と、前記再生した復号画像を保持し、次フレームの復号時に出力する手段とを備えることを特徴とした動画像の符号化・復号装置。

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