特許
J-GLOBAL ID:200903079153859427

鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との仕口構造

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 端山 博孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-264382
公開番号(公開出願番号):特開平8-105113
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月23日
要約:
【要約】【目的】コンクリートの充填性に優れ、部材量を最小限に抑えることができる鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との仕口構造を提供する。【構成】仕口部1に配置された中空の角筒部材4と、角筒部材4の内面に接合された第1補強部材5と、角筒部材4の外面に接合された複数の鉄骨梁3と、角筒部材4の上下部に配置され、鉄骨梁3の上下部に接合された枠状の第2補強部材6と、各第2補強部材6と角筒部材4との間に配置され、これらの部材4,6及び鉄骨梁3に接合された第3補強部材7とを備えてなる。中空の角筒部材4を通してコンクリートを打設できるので、コンクリートのまわりがよく、充填性が優れたものとなる。角筒部材4は柱断面寸法よりも小さいものであるので、構造体として必要な部材量は最小限で済む。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート柱(2)と鉄骨梁(3)との仕口部(1)に前記鉄筋コンクリート柱と軸線をほぼ一致させて配置され、かつ前記鉄筋コンクリート柱よりも小さい断面寸法を有し、前記鉄骨梁の上下方向の幅寸法よりも大きい長さ寸法を有する中空の角筒部材(4)と、前記角筒部材の互いに対向する内面に接合された第1補強部材(5)と、前記角筒部材の外面にその上下端から間隔を置いて端部が接合された複数の前記鉄骨梁(3)と、前記角筒部材の上下部にこの角筒部材を包囲するように配置され、前記鉄骨梁の上下部に接合された枠状の第2補強部材(6)と、前記各第2補強部材と前記角筒部材との間に配置され、これらの部材及び前記鉄骨梁に接合された第3補強部材(7)とを備えてなる鉄筋コンクリート柱と鉄骨梁との仕口構造。

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