特許
J-GLOBAL ID:200903079159662366

半導体集積回路を過熱から保護する回路

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 茂明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-089513
公開番号(公開出願番号):特開平7-297357
出願日: 1994年04月27日
公開日(公表日): 1995年11月10日
要約:
【要約】【目的】 ICの動作温度が、過熱保護動作開始温度付近にある状態で誤動作をしない過熱保護回路を得る。【構成】 ICを過熱から保護する回路は、ICの温度を検出する温度モニタ回路1と、温度モニタ回路1の検出結果を出力するモニタ結果出力回路2と、モニタ結果出力回路2の出力のうちある一定時間のものだけ信号生成回路4に伝える判別回路3と、判別回路3の信号を受けて出力を延長する信号生成回路4とを備える。【効果】 判別回路3は、一定時間より短いモニタ結果出力回路2の出力を排除することで、回路1,2の誤動作によって過熱保護を行うのを防止する。信号生成回路4は、過熱保護動作が解除される温度になってからも一定時間の間出力を固定することによって、ICを過熱保護動作開始温度よりさらに低い温度にすることができる。誤動作で過熱保護状態に陥るということがないため、ICが過密実装状態でも安定した過熱保護動作をする。
請求項(抜粋):
半導体集積回路の所定の位置に設けられ該半導体集積回路の前記所定の位置の温度が基準となる所定の温度を越えたか否かを検出して検出結果を出力する温度検出手段と、所定時間続けて与えられる前記温度検出手段の出力に限り、前記温度検出手段の出力がなくなった後も前記温度検出手段の出力を所定の期間延長して出力する信号出力手段とを備える、半導体集積回路を過熱から保護する回路。

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