ベルト式連続鋳造機用ベルトへのコーティング剤の被覆方法

発明者： , ,
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：矢葺知之 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-268310
公開番号（公開出願番号）：特開平9-108789
出願日： 1995年10月17日
公開日（公表日）： 1997年04月28日
要約：

【要約】【課題】ベルト式の連続鋳造機によって薄肉鋳片を連続鋳造する場合に、凝固シェルを均一に成長させ、表面性状の良好な鋳片を得ることができるベルト被覆方法を提供する。【解決手段】ベルト式連続鋳造機用ベルト7へ固形分比率が高く平均粒子径の大きなスラリー化したコーティング剤5を被覆するとき、アプリケーターロール1とベルト式連続鋳造機用ベルト7の接点に於ける速度べクトルの向きが逆で、且つ、ピックアップロール2とアプリケーターロール1の接点に於ける速度べクトルの向きが逆であること、また、ベルト7へのアプリケーターロール1押し付け力を1.2kg/mm 以上、ビックアップロール2とアプリケーターロール1の押しつけ力を0.5kg/mm 以上、ピックアップロール2とメーターロール3間のギャップを100〜150μm、メーターロール3周速を3〜10mpm 、ピックアップロール2の周速を7〜30mpm とすることにより、表面性状の良好な鋳片を得ることができる。

請求項（抜粋）：

コーティング剤を収容するコーティング剤タンクと、該タンクのコーティング剤中に半没状態に支持されたピックアップロールと、該ピックアップロールと鋳造用ベルトの両者に接触状態に支持されるアプリケーターロールと、前記ピックアップロールと平行且つ所定のギャップを維持した状態に支持されるメーターロールと、該メーターロールと平行且つ接触状態に支持されるスクレーパーとからなる塗布装置によるベルト式連続鋳造機用ベルトへのコーティング剤の被覆方法において、無機系コーティング剤を固形分比率40〜60%、平均粒子径30〜50μmのスラリーとし、アプリケーターロールとベルト式連続鋳造機用ベルトの接点に於ける両者の速度ベクトルおよびピックアップロールとアプリケーターロールの接点に於ける両者の速度ベクトルおよびピックアップロールとメーターロールの最近接の点に於ける両者の速度ベクトルをそれぞれの点で互いに逆向きにして、塗布厚み60μm〜150μm、厚み精度±30μmで被覆することを特徴とするベルト式連続鋳造機用ベルトへのコーティング剤の被覆方法。

IPC (6件)：

B22D 11/06 340 , B22D 11/06 , B05D 1/28 , B05D 7/14 , B05D 7/24 302 , B22D 11/04 312

FI (6件)：

B22D 11/06 340 A , B22D 11/06 340 C , B05D 1/28 , B05D 7/14 P , B05D 7/24 302 A , B22D 11/04 312 Z

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