特許
J-GLOBAL ID:200903079169488836

ボールペン

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-273115
公開番号(公開出願番号):特開平8-108681
出願日: 1994年10月13日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 上向きや衝撃でのインクの逆流と下向きに置かれた時の直流を防止する。【構成】 チップ4を下向きにした筆記前の状態では、コマ12は先端の針16が先端ボール5の後端に当接した状態となり、かつ、鍔部14のテーパー部15が受け座10の周接リブ11にほぼ密接している。また、針で先端ボールが抱持部の内縁に押圧状に密接するので、インクの直流を防止する。上向きに対しては、テーパー部15が周接リブ11にほぼ密接しているので、フォロア25との共同作用で衝撃が懸かってもインクの逆流を生じない。なお、上向き筆記に際しては、インクの後端に設けたグリース状のフォロア25とコマ12のインク誘導溝13a、テーパー部15によるインクへの流動抵抗の共同作用で、インクの逆流を防止する。
請求項(抜粋):
軸筒の先端にボールペンのチップを、後方にインク収容部を有して成るボールペンに於いて、軸筒先方の軸心にチップの後端に位置してテーパー状の受け座を有した内筒部が設けられ、略中央に上記受け座と略密接可能とするテーパー部を備えた鍔部を有し、前方に延出した軸部の外周所要箇所にインク誘導溝と先端に細径部を有し、且つ後方に延出した軸部を夫々一体に有したコマが設けられ、当該コマは内筒部の後端から嵌挿されて鍔部の後端と内筒部の内段部との間にスプリングが附勢されると共にコマの前方の軸部がチップ内孔部に嵌挿され、上記テーパー部が受け座に略密接されてインクの流入が抑制されると共に上記細径部の先端が先端ボールの後端に当接して、先端ボールがチップ先端の抱持部の内縁に密接し、先端ボールの軸方向の微小な推移でコマを推移して上記受け座と抱持部の密接状態が解除され、上記インク誘導溝に流入且つ保留されたインクが先端ボールの回転と共に流出されるように構成されたことを特徴とするボールペン。
IPC (2件):
B43K 7/02 ,  B43K 7/00

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