特許
J-GLOBAL ID:200903079172214070

エレベータ制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-326408
公開番号(公開出願番号):特開平6-171841
出願日: 1992年12月07日
公開日(公表日): 1994年06月21日
要約:
【要約】【目的】外乱によって生じる乗りかご振動を確実に抑制し乗客に不快感を与えない良好なエレベータ速度制御装置を提供する。【構成】速度指令発生器14からの速度指令信号14aとロータリエンコーダ7で検出した電動機1の実速度信号7aを加算器13で比較する、その偏差量は速度調節器12へ入力されトルク指令12aを得る。トルク指令12aはかご加速度帰還信号17aと加算器11で加算してベクトル演算回路入力11aとなり、一方は電流指令演算回路9へ入力されインバータ装置8の電流指令I1*を得る。また、ベクトル演算回路入力11aの他の一方はすべり周波数演算回路10へ入力されすべり周波数ωsを演算し電動機の実速度7aに加算してインバータ装置8の周波数指令ω* を得る。
請求項(抜粋):
速度指令と電動機の実速度を比較し、その偏差量に応じたトルク指令により前記電動機の速度制御を行う速度制御回路と前記電動機に連結したシーブ、前記シーブにロープを介して吊り下げられた乗りかごと、カウンタウエイトからなり、前記乗りかごの加速度を検出する加速度計を備え、前記加速度計の出力を前記トルク指令部に帰還する回路を付加し、前記乗りかごの振動を抑制する制御装置において、制御対象に存在する少なくとも一つの共振周波数の振動を通過できるバンドパスフィルタ回路とゲイン調節器を前記加速度帰還回路に備えたことを特徴としたエレベータ制御装置。

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