特許
J-GLOBAL ID:200903079174072249
液圧ブレーキ装置における液圧制御弁装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
山口 朔生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-261398
公開番号(公開出願番号):特開平10-081219
出願日: 1996年09月10日
公開日(公表日): 1998年03月31日
要約:
【要約】【課題】 NVHの低減効果に優れ、さらに小型で安価な液圧ブレーキ装置における液圧制御弁装置を提供すること。【解決手段】 マグネットコア32の内部に電磁作動する入口弁23を形成し、前記マグネットコア32に設けられた小径部32bの端部とピストン39との間に切替弁24を形成し、切替弁24が液圧制御中にマスタシリンダ側液圧とホイールシリンダ側液圧の液圧差により絞り流路に切り替わり、液圧制御時におけるNVHの発生が著しく低減する。
請求項(抜粋):
マスタシリンダと車輪のホイールシリンダを結ぶ主流路に常開式の入口弁が介装され、ホイールシリンダと入口弁の上流側の主流路との間を結ぶ戻り流路に常閉式の出口弁及びポンプを介装し、マスタシリンダと入口弁の間に介装した切替弁によって通常ブレーキ時は大流路で連通し、液圧制御中はマスタシリンダ側液圧とホイールシリンダ側液圧の液圧差により絞り流路に切り替わる液圧ブレーキ装置において、前記入口弁はハウジングのボア孔に固着されるスリーブと、前記スリーブに摺動自在に収容され、電磁力で開閉作動する入口弁弁体を有するア-マチャ-と、前記入口弁弁体を貫挿し、ハウジングのボア孔にスリーブと共に固着されるマグネットコアと、電磁力により前記ア-マチャ-を作動させるコイルアッシーとを備え、マグネットコアの一方に形成した小径部の内部に配設した入口弁弁座と前記入口弁弁体とにより電磁作動する常開式の入口弁を構成し、前記マグネットコアの小径部の端部に切替弁弁体と絞り流路とを形成し、前記小径部に筒状のピストンを摺動自在に外装してボア孔をマスタシリンダに連通した第1液圧室と、ホイールシリンダに連通した第2液圧室とに画成し、前記ピストン内部に形成した切替弁弁座と前記切替弁弁体とにより、マスタシリンダ側液圧とホイールシリンダ側液圧の液圧差により絞り流路に切り替わる常開式の切替弁を構成し、前記切替弁を入口弁の上流側に置させ、切替弁を入口弁と共に前記ボア孔に収容したことを特徴とする、液圧ブレーキ装置における液圧制御弁装置。
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