特許
J-GLOBAL ID:200903079175562037

ロッドエンド軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 樺澤 襄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-305251
公開番号(公開出願番号):特開平8-159147
出願日: 1994年12月08日
公開日(公表日): 1996年06月18日
要約:
【要約】【構成】 ハウジング2の開口部3近傍の内周面に、開口部3側に向けて拡開する当接面7を有して当接段部8を形成し、開口部3側に肉薄のかしめ部9を形成する。内室5と球頭部12との間に介在するボールシート21を合成樹脂にて一端に外方に向けて拡開する挿通孔24を設けて円筒状に形成する。ボールシート21の挿通孔24側の一端近傍の外周面に、当接段部8に当接する肉厚に押圧部29を設ける。押圧部29の外周面に、挿通孔24の近傍に周方向に沿って溝状の凹部30を設ける。ボールスタッド11の最大揺動時に、ボールスタッド11の軸部13が挿通孔24に当接する位置における揺動方向の延長線上より挿通孔24側に凹部30を形成する。ダストカバー32の一端内周面側に凹部30に嵌合する円環状の突部33を形成する。【効果】 ボールスタッド11の最大揺動時に揺動方向に力が掛かっても、かしめ部9に力が掛からずかしめ部9の変形を防止でき、抜け強度の低下を防止できる。
請求項(抜粋):
一端に開口部を有する内室を形成したハウジングと、このハウジングの内室に配設された球頭部およびこの球頭部に連設され前記ハウジングの一端の開口部から延出された軸部を有するボールスタッドと、前記ハウジングの内室の内周面および前記ボールスタッドの球頭部の外表面の間に介在され一端に前記軸部を挿通する挿通孔を開口しこの挿通孔の外周縁近傍に環状の凹部を有する筒状のボールシートと、前記ハウジングおよびボールスタッドの軸部の外側の間に設けられ一端近傍に前記ボールシートの凹部に嵌合される環状の突部を有する略筒状のダストカバーとを備え、前記ハウジングの開口部側のかしめ変形により前記ボールシートの挿入孔の外側全周およびダストカバーの突部の外側全周を押圧固定してなるロッドエンド軸受装置において、前記ボールシートは、ボールスタッドの最大揺動時に軸部が挿通孔に当接する当接位置におけるボールスタッドの揺動方向の延長線上より前記挿通孔側に前記凹部が位置することを特徴とするロッドエンド軸受装置。

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