特許
J-GLOBAL ID:200903079180975250
体外血液処理を連続監視するための方法および体外血液処理を連続監視するための装置を備えた体外血液処理装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
奥山 尚男 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-298978
公開番号(公開出願番号):特開平11-216180
出願日: 1998年10月21日
公開日(公表日): 1999年08月10日
要約:
【要約】【課題】 血液処理中に血圧降下に基づいて合併症の発生する危険を低減する、体外血液処理を連続監視するための方法及び体外血液処理装置を提供する。【解決手段】 体外血液処理を非侵襲的連続監視するための方法及び装置において、患者の血圧又はそれに相関する量が測定されて、所定の限界値と比較される。測定された血圧値又はその相対変化が所定の限界値以下に低下すると、治療経過への介入を開始するために賦活信号若しくは失活信号が発生される。このために血液処理装置が制御装置(22)を備えている。血圧の非侵襲的連続測定は、患者の心収縮によって発生されて患者の動脈管系を介して伝播する脈波の伝播速度若しくは走行時間を検出することに基づいている。脈波速度若しくは脈波走行時間を算定するために血液処理装置は心電計(45)と患者の心臓から離れた部位で脈波を検出するための装置(29)とを備えている。
請求項(抜粋):
患者又は供血者から取り出された血液が体外循環路を通して血液処理装置に流入し、その血液処理装置から患者へと流れて戻る、体外血液処理を連続監視するための方法において、患者の心収縮によって発生して患者の動脈管系を介して伝播する脈波の伝播速度を、又は所定長さの脈管系区間にわたる脈波の走行時間を算定するステップ、脈波速度又は脈波走行時間から血圧に相関する量を算定するステップ、血圧に相関する量、又は血圧に相関する量の相対変化を所定の限界値と比較するステップ、血圧に相関する量、又は血圧に相関する量の相対変化が所定の限界値以下に低下すると、治療経過への介入を開始するための賦活信号若しくは失活信号を発生するステップ、以上の操作ステップを含む方法。
IPC (3件):
A61M 1/14 531
, A61B 5/00 102
, A61B 5/022
FI (4件):
A61M 1/14 531
, A61B 5/00 102 D
, A61B 5/02 337 L
, A61B 5/02 337 H
前のページに戻る