特許
J-GLOBAL ID:200903079196606204

シトシン類の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-350072
公開番号(公開出願番号):特開2001-163863
出願日: 1999年12月09日
公開日(公表日): 2001年06月19日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 低級アルコールを反応溶媒に用いてシトシンを製造する際に、アルコール成分析出するシトシンのアルカリ金属塩の増加による反応液の高粘度化を防止することが出来る、工業的に有利なシトシン類の製造法を提供する。【解決手段】 (A)低級アルコール溶媒中で、第1成分の少なくとも1種のニトリル化合物と、第2成分の尿素とを、アルカリ金属アルコラートの存在下に、第1成分と第2成分とを反応させた後、アルコール成分(主に、最初から存在している低級アルコール溶媒及び反応で副生する低級アルコール)を除去してシトシンのアルカリ金属塩を合成し、反応を完結(実質的に第1成分を消費)させる反応操作工程、(B)その後、芳香族系有機溶媒で低級アルコール(反応で副生する低級アルコールを含む)の大部分を置換する溶媒置換工程、からなることを特徴とするシトシン類の製造法。
請求項(抜粋):
(A)低級アルコール溶媒中で、第1成分の一般式(1)【化1】(式中、R1は炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で示される3-アルコキシアクリロニトリル及び一般式(2)【化2】(式中、R2及びR3は同一又は異なっていても良い、炭素数1〜6のアルキル基を示す。)で示される3,3-ジアルコキシプロピオニトリルからなる群から選ばれた少なくとも1種のニトリル化合物と、第2成分の尿素とを、一般式(3)【化3】(式中、R4は炭素数1〜6のアルキル基を示し、Xはアルカリ金属を示す。)で示されるアルカリ金属アルコラートの存在下に反応させた後、アルコール成分を除去して一般式(4)【化4】(式中、Xはアルカリ金属を示す。)で示されるシトシンのアルカリ金属塩を合成し、反応を完結(実質的に第1成分を消費)させる反応操作工程、(B)その後、芳香族系有機溶媒で低級アルコール溶媒(反応で副生する低級アルコールを含む)の大部分を置換する溶媒置換工程、からなることを特徴とするシトシン類の製造法。
IPC (2件):
C07D239/47 ,  C07B 61/00 300
FI (2件):
C07D239/47 Z ,  C07B 61/00 300
Fターム (2件):
4H039CA42 ,  4H039CG90
引用特許:
出願人引用 (5件)
  • シトシンの製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-258925   出願人:宇部興産株式会社
  • シトシンの製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-258924   出願人:宇部興産株式会社
  • 特開平2-273663
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審査官引用 (5件)
  • シトシンの製造法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-258925   出願人:宇部興産株式会社
  • シトシンの製法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-258924   出願人:宇部興産株式会社
  • 特開平2-273663
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