特許
J-GLOBAL ID:200903079197081130

ガスタービン排ガス利用回収ボイラ発電プラント

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 本間 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-253487
公開番号(公開出願番号):特開平6-082002
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月22日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 黒液を燃料とする黒液回収ボイラとガスタービンを有し、建設費の低減、信頼性の向上、回収電力量の増加を可能にする排ガス回収ボイラ発電プラントを得る。【構成】 回収ボイラ1と、ガスタービン14と、ガスタービン排ガスの廃熱を回収する過熱器15-1と蒸発器15-2と給水加熱器15-3とからなる熱交換器15と、フラッシャー20と、蒸気タービン駆動発電機2とを有し、ガスタービンは黒液燃焼に必要な酸素量を保持し、回収ボイラ発生蒸気の温度は伝熱管を腐食しない温度以下で、回収ボイラ発生蒸気を過熱器を通じて高温過熱蒸気とし、蒸発器から中圧蒸気を発生させ、給水加熱器に送入する給水量を調節して熱交換器排出ガス温度を黒液燃焼に適合する温度として黒液燃焼用空気9として使用し、給水加熱器通過給水量が蒸発器への給水量を越える時は、フラッシャー20に導入して低圧蒸気を発生させる。
請求項(抜粋):
パルプ製造過程で生成される黒液を燃料とする回収ボイラと、ガスタービンと、ガスタービン排ガスの廃熱を回収するものである上流側に配設した過熱器と、中間部に配設した蒸発器と、下流側に配設した給水加熱器とからなる熱交換器と、フラッシャーと、蒸気タービン駆動発電機とを有する発電プラントであって、ガスタービンはその排ガス中に回収ボイラの黒液燃焼に必要な酸素量を保持し得る容量からなり、回収ボイラ発生蒸気の温度は炭素鋼材料からなる伝熱管に腐食を生じない温度以下であり、回収ボイラ発生蒸気を前記熱交換器の過熱器を通じて高温過熱蒸気とし、前記熱交換器の蒸発器から中圧蒸気を発生させ前記熱交換器の給水加熱器に送入する給水量を調節して前記熱交換器から排出されるガスの温度を黒液燃焼に適合する温度として回収ボイラの黒液燃焼用空気として使用し、前記熱交換器の給水加熱器の通過給水量が上記蒸発器への給水量を越える時は、当該余剰給水をフラッシャーに導入して低圧蒸気を発生させることを特徴とするガスタービン排ガス利用回収ボイラ発電プラント。
IPC (4件):
F22B 33/00 ,  F01K 23/10 ,  F22B 1/18 ,  F22B 1/20

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