特許
J-GLOBAL ID:200903079199793420
電気負荷の通電制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-155711
公開番号(公開出願番号):特開平10-002248
出願日: 1996年06月17日
公開日(公表日): 1998年01月06日
要約:
【要約】【課題】 電気負荷の電流をデューティ制御する際の制御応答性を向上させる。【解決手段】 ソレノイドLの電流を制御すべく、デューティ比を制御した駆動信号Poを出力するマイコン4は、所定周期毎に駆動信号Poのデューティ比を算出して、駆動信号1周期TS 中におけるハイレベル時間TONを示すカウント値を内部のレジスタRONに格納するCPU14と、カウンタにより駆動信号1周期TS を繰り返し計時すると共に、新たな1周期TS の計時を開始して駆動信号Poをロウで出力する度に、CPU14のレジスタRONから自己のレジスタR2へ上記カウント値を転送し、カウンタの値がレジスタR2内のカウント値に達すると駆動信号Poをハイに反転する、といった動作を行うPWM出力回路16とを備えており、PWM出力回路16は、レジスタRON内のカウント値が変化すると、その最新のカウント値をレジスタR2へ即座に転送するよう構成されている。
請求項(抜粋):
電気負荷へ電流を流す駆動手段に対して、デューティ比を制御したパルス状の駆動信号を出力することにより、前記電気負荷に流れる電流を制御する電気負荷の通電制御装置であって、所定の演算周期毎に、外部からの情報に基づき前記駆動信号のデューティ比を算出して、前記駆動信号の1周期の開始時を起点として該駆動信号の信号レベルを第1レベルから第2レベルに反転させるまでの時間を示すデータを、特定の記憶領域に格納する演算部と、前記演算部の演算周期とは同期せずに前記駆動信号の1周期を繰り返して計時する計時手段と、前記特定の記憶領域に格納されたデータを記憶するための記憶手段と、前記計時手段が前記駆動信号の新たな1周期の計時を開始する度に、その時点で前記特定の記憶領域に格納されているデータを読み出して前記記憶手段に記憶させるデータ転送手段と、前記計時手段にて計時される時間が前記記憶手段に記憶されたデータの示す時間を経過したか否かを判定する判定手段と、前記計時手段が前記駆動信号の新たな1周期の計時を開始する度に、前記駆動信号の信号レベルを前記第1レベルに設定し、前記判定手段により肯定判定されると、前記駆動信号の信号レベルを前記第2レベルに設定する信号レベル設定手段と、該信号レベル設定手段により設定された信号レベルに応じて、前記駆動信号を前記駆動手段に出力する出力手段と、を有する駆動信号出力部と、を備え、更に、前記駆動信号出力部に、前記計時手段が前記駆動信号の新たな1周期の計時を開始してから次の1周期の計時を開始するまでの間に、前記特定の記憶領域に格納されているデータが前記記憶手段に記憶されているデータから変化したか否かを監視する監視手段と、該監視手段により前記データの変化が検出されると、前記特定の記憶領域に格納されているデータを読み出して、該読み出したデータを前記記憶手段に新たに記憶させるデータ変更手段と、を設けたことを特徴とする電気負荷の通電制御装置。
IPC (2件):
F02D 41/20 310
, F02D 41/20 315
FI (2件):
F02D 41/20 310 E
, F02D 41/20 315
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