特許
J-GLOBAL ID:200903079201054290

既設配管の内面ライニング補修工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小橋 信淳 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-301781
公開番号(公開出願番号):特開平6-126247
出願日: 1992年10月14日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 主管路(導管)より分岐された供給管の内面ライニング補修に際し管内に導入された樹脂を圧力差により移送する時、容積変化による弊害を無くし、樹脂の到達も容易に検出可能とした。【構成】 主管路1(導管)より供給管2が分岐された既設配管に対し、供給管2の末端側に開口部を設け、該開口部より導入された必要量の樹脂Aを、第1工程で主管路1側の分岐位置へ移送し、第2工程で開口部よりの吸引作用により引き戻しつつ管内面にライニングするに際し、第1工程での樹脂の移送は、樹脂プラグの後部に遮液ピグ14を介してその後方より非圧縮性の液体流を付加して樹脂プラグの前後管内に圧力差を生起させて樹脂プラグを主管路1側へ移送し、第2工程では液体を吸引することにより樹脂プラグに吸引力を付加して引き戻すように施工する。
請求項(抜粋):
主管路(導管)より枝管としての供給管が分岐された形態の既設配管であって、供給管の末端側に開口部を設け、該開口部より主管路側の分岐部に至る管内をライニングするため管長,管内径,形成する塗膜厚さ等の関係条件から算出された必要量の樹脂を、第1工程では管内にプラグ状に導入して樹脂の全量を主管路側の分岐位置へ移送し、第2工程で上記樹脂プラグを上記開口部よりの吸引により供給管の末端側へ引き戻しつつ管内面に塗布してライニングを施す補修工法において、上記第1工程では、上記開口部より導入された樹脂プラグの後部に遮水用ピグを介在してその後方より水圧流を付加することにより樹脂プラグの前後間に生じる圧力差により樹脂プラグを主管路側の分岐位置へ移送し、第2工程では水を吸水することにより樹脂プラグに吸引力を付与して引き戻すように施工することを特徴とする既設配管の管内面ライニング補修工法。
IPC (2件):
B05D 7/22 ,  F16L 58/10
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-114773
  • 特開昭61-287481

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