特許
J-GLOBAL ID:200903079202387293
産業車両の荷役及び走行制御装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
米原 正章 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-130269
公開番号(公開出願番号):特開平10-151974
出願日: 1993年06月01日
公開日(公表日): 1998年06月09日
要約:
【要約】【目的】 フォークリフトトラック等の産業車両の荷役及び走行制御装置の操作性を向上する。【構成】 クラッチ用ポンプ26の吐出圧油を前進クラッチ10の受圧室10aに供給,停止を行うと共に油圧力を増減する前進時増減速兼後進時制動用クラッチ制御弁28を設け、クラッチ用ポンプ26の吐出圧油を後進クラッチ11の受圧室11aに供給,停止を行うと共に油圧力を増減する後進時増減速兼前進時制動用クラッチ制御弁29を設け、CPU23が荷役兼走行時に制動が必要と判断すると、前記前進時増減速兼後進時制動用クラッチ制御弁28または後進時増減速兼前進時制動用クラッチ制御弁29を用いて前進クラッチ10と後進クラッチ11とのうち進行方向逆側のクラッチの受圧室10a,11aの油圧力を増減して制動制御する構成とする。【効果】 アクセルペダルを操作するだけでブレーキペダルを操作することなしに制動することができ、操作性を向上する。
請求項(抜粋):
エンジン1の出力をトルクコンバータ3を介して駆動輪7に伝達する油圧式の前進クラッチ10、後進クラッチ11を持った変速機4と、エンジン1の出力によって駆動する荷役用ポンプ17の吐出圧油を荷役用シリンダ16に供給する荷役用バルブ18と、該荷役用バルブ18を作動する荷役レバー19と、エンジン1の回転数を増減するエンジンスロットルアクチュエータ8と、荷役レバー19の操作量を検出する荷役レバーセンサ20と、車速を検出する車速センサ13と、アクセルペダル操作量を検出するアクセルペダルセンサ40と、前後進切換レバー37における進行方向を検出する前後進切換レバーセンサ38と、エンジン1の回転数を検出するエンジン回転センサ9と、エンジン1の出力によって駆動するクラッチ用ポンプ26と、該クラッチ用ポンプ26の吐出圧油を前進クラッチ10の受圧室10aに供給,停止を行うと共に油圧力を増減する前進時増減速兼後進時制動用クラッチ制御弁28と、該クラッチ用ポンプ26の吐出圧油を後進クラッチ11の受圧室11aに供給,停止を行うと共に油圧力を増減する後進時増減速兼前進時制動用クラッチ制御弁29と、単独荷役と判断すると荷役レバー操作量に基づいたエンジン回転数とし、単独走行と判断するとアクセルペダル操作量に基づいたエンジン回転数とし、荷役兼走行と判断すると荷役レバー操作量に基づいたエンジン回転数とし前記前進時増減速兼後進時制動用クラッチ制御弁28または後進時増減速兼前進時制動用クラッチ制御弁29を用いて前進クラッチ10と後進クラッチ11とのうち進行方向側のクラッチの受圧室の油圧力を増減してアクセルペダル操作量に基づいた増減速制御し、荷役兼走行かつ制動が必要と判断すると荷役レバー操作量に基づいたエンジン回転数とし前記前進時増減速兼後進時制動用クラッチ制御弁28または後進時増減速兼前進時制動用クラッチ制御弁29を用いて前進クラッチ10と後進クラッチ11とのうち進行方向側のクラッチの受圧室の油圧力を減少すると共に進行方向逆側のクラッチの受圧室の油圧力を増減してアクセルペダル操作量に基づいた制動制御するようにした制御手段と、を備えたことを特徴とする産業車両の荷役及び走行制御装置。
IPC (4件):
B60K 41/28
, B66F 9/22
, F02D 11/10
, F02D 29/00
FI (4件):
B60K 41/28
, B66F 9/22 X
, F02D 11/10 F
, F02D 29/00 B
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