特許
J-GLOBAL ID:200903079206065886

阻止装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-383457
公開番号(公開出願番号):特開2004-204653
出願日: 2002年12月24日
公開日(公表日): 2004年07月22日
要約:
【課題】衝突時の衝撃を和らげるための車両進行方向への遮断棒回動機構にブレーキ機能と自力回動機能を持たせ、耐候性を向上させた阻止装置を得る。【解決手段】開閉部3は垂直面で回動される開閉アーム31と、開閉アーム31の水平面に垂設固定した折曲軸32と、開閉アーム31に対し折曲自在に軸着され阻止棒4を持着する折曲アーム33と、折曲アーム33を軸着させるブレーキ軸受34と、一端を開閉アーム31側に他端を折曲アーム34側に持着されたリリース機構36とで構成し、軸受36dを回転自在に保持出来る半球状凹面36b2とを形成し、軸受36dは摺動性、耐候性が良く、半球状凹面36b2に接する面を半球状としたから、軸受ホルダ36bや軸受36dは錆びることがなく、またリリース軸36cが多少振れても、多少砂埃にも軸受部にかじりつかず、リリース軸36cは軸受36dに対し摺動性が良い。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
阻止機本体が操作制御部からの制御信号を受けて開閉軸を駆動し開閉部を介して阻止棒を回動し、高速道路などの料金所のレーンを通過する車両の通行を制御する阻止装置において、前記開閉部は前記阻止機本体の開閉軸に軸止され上下方向に垂直面で回動される開閉アームと、この開閉アームの水平面に垂設固定した折曲軸と、この折曲軸にて開閉アームに対し平行方向から車両進行方向に折曲自在に軸着され且つ前記阻止棒を持着する折曲アームと、折曲軸に取り付けられ折曲アームに所定ブレーキ抵抗を与えて軸着させるブレーキ軸受と、一端を開閉アームの反レーン側かつ阻止機本体側に持着され他端を折曲アームの阻止棒側の折曲軸近傍に持着されたリリース機構とで構成し、前記開閉アームと折曲アームは阻止機本体側へは折曲せぬよう構成され、前記リリース機構は、前記折曲アームが停止指示時の通常位置にある時折曲軸よりレーン側で阻止機本体側の所定位置に一方の支点として回転自在に設けた軸端と、開閉アームの反レーン側で阻止機本体側の所定位置に他方の支点として設けた軸受ホルダと、一端が回転自在な軸端に保持され他端が軸受ホルダ側に達するリリース軸と、軸受ホルダに回転自在に接しリリース軸を軸止する軸受と、一端を軸受に接し他端をリリース軸の反軸端側の終端に固定し、リリース軸を反レーン側に付勢するスプリングとで構成したたものとし、前記開閉部が通常状態乃至所定角度未満の折曲の場合は、リリース機構の一方の支点である軸端は折曲アームの折曲軸より阻止機本体側へ位置し、スプリングがリリース軸を介して軸端にて折曲アームに対し折曲軸を支点として反車両進行側(阻止機本体側)へ付勢する回転モーメントを与え、阻止棒は閉位置のまま維持されるものとし、阻止棒は停止指示時にレーン側に伸びた状態となり、一方、車両が阻止棒に強く衝突し又は、車両が通り過ぎ、阻止棒の回動角度が所定角度以上となるよう阻止棒が車両進行方向に押された場合は、開閉アームと折曲アームが折曲軸にて所定角度例えば15度折曲した場合は、リリース機構の軸端は折曲アームの折曲軸より反阻止機本体側へ移動し、スプリングがリリース軸を介して軸端にて折曲アームに対して折曲軸を支点として車両進行側(反阻止機本体側)へ付勢する回転モーメントを与え、阻止棒が折曲アームと共に折曲軸を支点として車両の進行方向に折れ曲がり、即ちリリースして、車両と阻止棒との接触時の衝撃を少なくすることが出来るものとしたことを特徴とする阻止装置。
IPC (1件):
E01F13/06
FI (1件):
E01F13/06
Fターム (12件):
2D101CA12 ,  2D101DA04 ,  2D101DA05 ,  2D101EA02 ,  2D101FA21 ,  2D101FB14 ,  2D101GA12 ,  2D101HA02 ,  2D101HA03 ,  2D101HA13 ,  2D101HA14 ,  2D101HB02

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