特許
J-GLOBAL ID:200903079207358186

抗菌性ワイプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 曾我 道照 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-502610
公開番号(公開出願番号):特表2001-518942
出願日: 1998年05月29日
公開日(公表日): 2001年10月16日
要約:
【要約】本発明は抗菌性クレンジング組成物をしみ込ませた多孔性または吸収性シートを含んでなる抗菌性ワイプに関するものであり、その際前記抗菌性クレンジング組成物は前記抗菌性クレンジング組成物の約0.001ないし約5.0重量%の抗菌剤と;前記抗菌性クレンジング組成物の約0.05ないし約10重量%のアニオン性界面活性剤と;前記クレンジング組成物の約0.1ないし約10重量%のプロトン供与剤と;前記抗菌性クレンジング組成物の約3ないし約99.85重量%の水を含んでなり、前記組成物はpH約3.0ないし約6.0に調節される。本発明は、これらの製品を用いて皮膚を洗浄し、皮膚上の細菌数を減らし、グラム陽性およびグラム陰性菌に対する残留効果をもたらす方法をも包含する。
請求項(抜粋):
抗菌性クレンジング組成物をしみ込ませた多孔性または吸収性シートを含んでなることを特徴とする抗菌性ワイプであって、前記抗菌性クレンジング組成物は:a.前記抗菌性クレンジング組成物の0.001ないし5.0重量%の抗菌剤と;b.前記抗菌性クレンジング組成物の0.05ないし10重量%のアニオン性界面活性剤と;c.前記抗菌性クレンジング組成物の0.1ないし10重量%のプロトン供与剤と;d.前記抗菌性クレンジング組成物の3ないし99.85%の水とを含んでなり;前記組成物はpH3.0ないし6.0に調節されていることを特徴とする前記抗菌性ワイプ。CMX、ZPT、天然精油およびそれらの重要な構成成分、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第1項に記載の抗菌性ワイプ。3.プロトン供与剤が0.005より大きい緩衝容量を有する有機酸である請求の範囲第1項または第2項に記載の抗菌性ワイプ。4.プロトン供与剤がアジピン酸、酒石酸、クエン酸、マレイン酸、リンゴ酸、琥珀酸、グリコール酸、グルタール酸、安息香酸、マロン酸、サリチル酸、グルコン酸、ポリアクリル酸、これらの塩類、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第4項に記載の抗菌性ワイプ。5.アニオン性界面活性剤が主として炭素原子12および14個の鎖長を有するアルキル硫酸およびエーテル硫酸、主として炭素原子14および16個の鎖長を有するオレフィン硫酸、および炭素原子13ないし17個の平均鎖長を有するパラフィンスルホン酸のナトリウムおよびアンモニウム塩、およびそれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第3項に記載の抗菌性ワイプ。6.前記抗菌性クレンジング組成物を構成する非アニオン性界面活性剤の量 対 アニオン性界面活性剤の量の比が1:1末満である請求の範囲第5項に記載の抗菌性ワイプ。7.マイルドさ増加剤をさらに含む請求の範囲第1項ないし第6項のいずれか1項に記載の抗菌性ワイプ。8.前記マイルドさ増加剤か前記クレンジング組成物の重量の0.1%ないし1.0%のマイルドさ増加ポリマー、前記アニオン性界面活性剤の20%ないし70%のマイルドさ増加補助界面活性剤、0.1%ないし30%の親油性皮膚保湿剤、およびこれらの混合物からなる群から選択される請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の抗菌性ワイプ。9.前記クレンジング組成物の重量の0.1%ないし10%の酸性界面活性剤をさらに含む請求の範囲第1項ないし第8項のいずれか1項に記載の抗菌性ワイプ。10.前記抗菌性クレンジング組成物の0.15%ないし2%のプロトン供与剤がサリチル酸である請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか1項に記載の抗菌性ワイプ。11.請求の範囲第1項ないし第10項のいずれか1項に記載の組成物の安全および有効量をヒト皮膚に使用することを含んでなる、一過性グラム陰性菌に対する残留抗菌効果、グラム陽性菌に対する改善された残留効果、および皮膚上の細菌の改良即時的減少を提供する方法。1
引用特許:
審査官引用 (3件)

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