特許
J-GLOBAL ID:200903079210749501
高強度溶融亜鉛系めっき鋼板及びその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (5件):
青木 篤
, 石田 敬
, 古賀 哲次
, 亀松 宏
, 西山 雅也
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-500391
公開番号(公開出願番号):特表2006-517257
出願日: 2004年01月15日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】 本発明は、高強度溶融亜鉛めっき鋼板において、還元焼鈍炉のみの設備であっても、不めっきが生じ易いとされるSi,Mn,Alを比較的多く含有する鋼板を素地とした場合であっても、不めっきが生じず、しかも高張力で且つ加工性や表面性状にも優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板を安定的に提供する。【解決手段】 鋼板中のSi,Mn,Alを含有した場合でもNiを添加させることにより鋼板表層の一部に酸化物が形成することによって酸化物の形成していない部分でSi,Mn,Alの表面濃化が抑制されることで良好なめっき性を確保し、さらにMo,Cu,Sn添加でNiの効果を増加させ酸化物生成促進、さらにTRIPにおいてはSi,Alの範囲を厳格に定め、Ni添加でめっき性低下を回避しつつ、Moも添加、バランスさせてオーステナイトを確保する。また、本発明は、TRIPにおいては残留オーステナイト分率を規定してプレス性を向上させ、めっき前の焼鈍条件の水素濃度、露点を規定して酸化物の生成を促進する。
請求項(抜粋):
重量%で
C:0.03〜0.25%、
Si:0.05〜2.0%、
Mn:0.5〜2.5%、
P:0.03%以下、
S:0.02%以下、
Al:0.01〜2.0%、
を含有し、Si,Mn,Alの関係が
Si+Al+Mn≧1.0%
を満たし、鋼板表面に溶融亜鉛めっき層が形成されたものであって、発煙硝酸による溶融亜鉛めっき層の溶解後に走査電子顕微鏡で鋼板表面を観察したときに、鋼板表面の5%以上80%以下が酸化物であることを特徴とする高強度溶融亜鉛めっき鋼板。
IPC (8件):
C22C 38/00
, C22C 38/06
, C22C 38/58
, C21D 1/76
, C21D 9/46
, C22C 18/00
, C23C 2/06
, C23C 2/28
FI (8件):
C22C38/00 301T
, C22C38/06
, C22C38/58
, C21D1/76 G
, C21D9/46 J
, C22C18/00
, C23C2/06
, C23C2/28
Fターム (38件):
4K027AA02
, 4K027AA05
, 4K027AA22
, 4K027AB02
, 4K027AB43
, 4K027AC15
, 4K027AC73
, 4K027AE12
, 4K037EA01
, 4K037EA02
, 4K037EA05
, 4K037EA06
, 4K037EA09
, 4K037EA11
, 4K037EA13
, 4K037EA14
, 4K037EA15
, 4K037EA16
, 4K037EA17
, 4K037EA19
, 4K037EA20
, 4K037EA23
, 4K037EA25
, 4K037EA27
, 4K037EA28
, 4K037EA31
, 4K037EA32
, 4K037EA35
, 4K037EA36
, 4K037EB05
, 4K037EB06
, 4K037EB07
, 4K037EB08
, 4K037EB09
, 4K037EB11
, 4K037FM04
, 4K037GA05
, 4K037GA07
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