特許
J-GLOBAL ID:200903079220056539

エンジンの燃焼制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村田 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-096580
公開番号(公開出願番号):特開平6-288331
出願日: 1993年03月31日
公開日(公表日): 1994年10月11日
要約:
【要約】【目的】燃焼初期時に、吸気の渦流を勘案して、燃焼室直径方向に細長く伸びる柱状火炎を確実に形成し得るようにする。【構成】ペントル-フ型とされた燃焼室1に、燃焼室1の稜線αに沿って2つの吸気ポ-ト2、3が開口され、また稜線αに沿って3個の点火ギャップ31〜33が直列に配設される。各点火ギャップ31〜33で点火されることにより形成される火炎同士が、燃焼初期に稜線α方向で合致して、細長い略柱状の柱状火炎Fが形成される。燃焼室1内での吸気の渦流の流速が大きい位置にある点火ギャップの点火時期が、流速の小さい位置にある点火ギャップの点火時期よりも遅くされる。例えば、渦流がスワ-ル流の場合、燃焼室周縁部側の点火ギャップ31、33の点火時期が、燃焼室中心部側の点火ギャップ32の点火時期よりも遅くされる。
請求項(抜粋):
燃焼室内に吸気の渦流を生成するようにしたエンジンにおいて、1つの気筒について、燃焼室の直径方向に3個以上の複数の点火ギャップが直列に配設され、前記各点火ギャップを通過する前記渦流の流速の大小に応じて、流速が大きい位置に配設された点火ギャップの点火時期が流速が小さい位置に配設された点火ギャップの点火時期に比して遅くなるように設定して、前記各点火ギャップの点火により生じる火炎同士が該複数の点火ギャップの配列方向において合致して燃焼室の直径方向に細長く伸びる略柱状の柱状火炎が形成される、ことを特徴とするエンジンの燃焼制御装置。
IPC (5件):
F02P 15/08 302 ,  F02P 15/08 301 ,  F02B 23/08 ,  F02B 31/02 ,  F02P 13/00 302

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