特許
J-GLOBAL ID:200903079225068535

油圧式パワーステアリング装置の反力機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江原 望 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-053326
公開番号(公開出願番号):特開2000-247249
出願日: 1999年03月01日
公開日(公表日): 2000年09月12日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 車両用油圧式パワーステアリング装置の反力機構において、中・高速走行時の直進安定感(剛性感)を維持・向上させつつ、構造の簡単化と製作コストの低減を図る。【解決手段】 出力軸4と一体に回転するスリーブ8と入力軸3との相対的な回転量差に応じて操舵補助力が出力され、トーションバー5に中立時予圧が付与される油圧式パワーステアリング装置の反力機構20において、出力軸4の上端部分であって、入力軸3の下端部を受け入れるための孔4d が形成された筒状部分の筒壁4g には、出力軸4の軸と直交して軸心に向かう方向に複数の透孔21が形成され、反力機構20が、透孔21に挿入されるボール22と、ボール受け23と、ばね部材(皿ばね)24と、入力軸3の外周面に形成され、ボール22を着座させることができる凹部27a を有するカム面27とからなり、中立時、ばね部材24により、ボール22を透孔21を通してカム面27の凹部27a に着座させるようにする。
請求項(抜粋):
ステアリングホイールに連動連結された入力軸が、トーションバーを介して出力軸に連結され、前記出力軸と一体に回転するスリーブと前記入力軸との相対的な回転量差に応じて、圧油が、パワーシリンダの左右油室のいずれかに供給されて、操舵補助力が出力されるようにされ、前記トーションバーには、中立時、予圧が付与されてなる油圧式パワーステアリング装置の反力機構において、前記出力軸の上端部分であって、前記入力軸の下端部を受け入れるための孔が形成された筒状部分の筒壁には、前記出力軸の軸と直交して軸心に向かう方向に複数の透孔が形成され、前記反力機構が、前記透孔に挿入されるボールと、前記透孔内にあって、前記ボールより外方で前記ボールを受けるボール受けと、前記透孔内にあって、前記ボール受けを外方から押圧するばね部材と、前記入力軸の外周面に形成され、前記ボールを着座させることができる凹部を有するカム面とからなり、中立時、前記ばね部材が、前記ボール受けを外方から押圧して、前記ボールを前記透孔を通して前記カム面の凹部に着座させるようにされたことを特徴とする油圧式パワーステアリング装置の反力機構。
IPC (2件):
B62D 5/083 ,  B62D 5/22
FI (2件):
B62D 5/083 ,  B62D 5/22
Fターム (2件):
3D033DB02 ,  3D033JB17

前のページに戻る