特許
J-GLOBAL ID:200903079225764930

冷暖房装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小鍜治 明 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-282626
公開番号(公開出願番号):特開平5-118679
出願日: 1991年10月29日
公開日(公表日): 1993年05月14日
要約:
【要約】【目的】 本発明は利用者側冷媒サイクルの電磁弁の開閉度を制御することにより冷媒ポンプの保護および最適な冷媒量を供給する冷暖房装置に関するもので、乱れなくなめらかに利用者側冷媒サイクルの電磁弁の開閉度を制御する冷暖房装置を提供することを目的としたものである。【構成】 冷暖モード検知手段18と、電流差演算手段19と、これから得られた演算値を微分し冷媒ポンプ10の駆動電流の変化率ΔCを演算する微分手段20と、電磁弁の切り替えの判断を行うために経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリ装置22と、前記電流差演算手段19と前記微分手段20の値と前記メモリ装置22から取り出された制御ルールよりファジィ論理演算を行うファジィ推論手段23と、ファジィ推論手段23で決められた値に応じて利用者側電磁弁の開閉度を制御し駆動する電磁弁開閉駆動手段24から構成されている。
請求項(抜粋):
圧縮機,熱源側熱交換器,減圧装置及び第1補助熱交換器を環状に連接してなる熱源側冷媒サイクルと、前記第1補助熱交換器と一体に形成し熱交換する第2補助熱交換器,利用者側熱交換器,冷媒を送出する冷媒ポンプ,前記冷媒ポンプ出口と前記利用者側熱交換器間に直列に設置された第1の電磁弁,前記冷媒ポンプ入口と前記利用者側熱交換器間に直列に設置された第2の電磁弁,前記冷媒ポンプ入口と前記第2補助熱交換器間に直列に設置された第3の電磁弁,前記冷媒ポンプ出口と前記第2補助熱交換器間に直列に設置された第4の電磁弁を環状に連接してなる利用者側冷媒サイクルと、前記冷媒ポンプに対し設けられ前記冷媒ポンプの駆動電流を検出する冷媒ポンプ駆動電流検出器と、前記冷媒ポンプ駆動電流検出器の検出値を入力し前記第1から第4の電磁弁を制御する制御装置を備え、前記制御装置は、冷房ないし暖房を検知する冷暖モード検知手段と、前記冷媒ポンプ駆動電流検出器の検出値からあらかじめ設定された設定値を減算し電流差を算出する電流差演算手段と、前記電流差演算手段の出力の微小時間での変化率を演算し出力する微分手段と、前記電流差演算手段の出力と前記微分手段の出力の情報に対し、前記第1から第4の電磁弁の操作量を求めるための経験則に基づく制御ルールを記憶するメモリ装置と、前記電流差演算手段の出力と前記微分手段の出力の情報と前記メモリ装置から取り出された制御ルールに基づいて、ファジィ論理演算を行い、前記冷媒ポンプが液圧縮しているかいなかを判断し前記第1から第4の電磁弁の操作量を演算するファジィ推論手段と、前記ファジィ推論手段で行った推論結果に基づき前記第1から第4の電磁弁の操作量を決定し制御する電磁弁開閉制御手段とを備えたことを特徴とする冷暖房装置。
IPC (2件):
F25B 1/00 399 ,  F24F 11/02 102

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