特許
J-GLOBAL ID:200903079231275437

車両用制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-152483
公開番号(公開出願番号):特開平11-004504
出願日: 1997年06月10日
公開日(公表日): 1999年01月06日
要約:
【要約】【課題】エネルギ効率の低下をできる限り回避しつつ、制御により運転者に違和感を与えることを少なくし得る車両用制動装置を得る。【解決手段】電動モータの回転数が設定回転数N0 以上で、車速が設定速度以上の場合には、回生制動トルクはほぼ一定の大きさに保たれるため、回生制動トルクに応じて液圧制動トルクが制御される。回生制動トルクをエネルギ効率最大上限値に制御することができ、エネルギ効率の低下を抑制することができる。車速が設定速度より小さく、回生制動トルクが急激に低下させられる場合には、液圧制動トルクの制御においてはバラツキが大きいが、回生制動トルクの制御においてはバラツキが小さいため、液圧制動トルクに応じて回生制動トルクが制御される。総制動トルクのバラツキが小さくなり、運転者に違和感を与えることを少なくし得る。
請求項(抜粋):
車両の車輪と共に回転するブレーキ回転体に摩擦部材を液圧により押し付けることによって、車輪に液圧制動トルクを加える液圧制動装置と、前記車輪に接続された電動モータの回生制動により車輪に回生制動トルクを加える回生制動装置と、前記回生制動トルクに応じて前記液圧制動トルクを制御することにより回生制動トルクと液圧制動トルクとを含む総制動トルクを制御する回生優先総制動トルク制御手段と、前記液圧制動トルクに応じて前記回生制動トルクを制御することにより前記総制動トルクを制御する液圧優先総制動トルク制御手段と、前記回生優先総制動トルク制御手段による制御と前記液圧優先総制動トルク制御手段による制御とを切り換える総制動トルク制御切換手段とを含むことを特徴とする車両用制動装置。
IPC (3件):
B60L 7/24 ,  B60T 13/74 ,  B60T 17/22
FI (3件):
B60L 7/24 D ,  B60T 13/74 Z ,  B60T 17/22 Z

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