特許
J-GLOBAL ID:200903079231467794

赤外線カメラ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-320162
公開番号(公開出願番号):特開平8-181916
出願日: 1994年12月22日
公開日(公表日): 1996年07月12日
要約:
【要約】【目的】 常温動作の赤外線撮像素子を用いた赤外線カメラの低消費電力化を図る。【構成】 素子温度制御回路18を制御温度メモリ19、D/A変換回路20、差動増幅回路14から構成し、検出器アレイ3の電源投入直後の温度を素子温度検出回路12で検出し、A/D変換の後、制御温度メモリ19に記憶する。制御温度メモリ19に記憶したデータをD/A変換回路20でD/A変換し、D/A変換した信号と撮像中の素子温度検出回路12の出力とを差動増幅回路14に入力する。両者の差を素子温度制御手段11にフィードバックすることにより、検出器アレイ3の動作温度を電源投入直後の温度、すなわち、電源投入直後の周囲温度に制御して撮像する。
請求項(抜粋):
赤外光学系と、筐体と、上記筐体内に収納され上記赤外光学系の結像面上に位置する検出器アレイと、上記赤外光学系と上記検出器アレイとの間に位置するシャッタと、上記検出器アレイを冷却及び加熱する素子温度制御手段と、上記検出器アレイの温度を測定する素子温度センサと、上記素子温度センサの温度に対応した信号を出力する素子温度検出回路と、上記検出器アレイを駆動するドライバ回路と、上記検出器アレイの出力を増幅する増幅回路と、A/D変換回路と、上記増幅回路の出力と上記素子温度検出回路の出力を上記A/D変換回路に選択して入力させるマルチプレクサと、上記検出器アレイの駆動、上記シャッタの開閉、上記マルチプレクサの切換、及び上記A/D変換回路のA/D変換に関するタイミングクロックを生成するタイミング発生回路と、上記シャッタが閉じている期間の上記増幅回路の出力を上記A/D変換回路でA/D変換した補正データを記憶するオフセット補正メモリと、上記A/D変換回路の出力と上記オフセット補正メモリの出力の差からビデオ信号を生成し出力する表示処理回路と、電源投入直後の上記素子温度検出回路の出力を上記A/D変換回路でA/D変換したデータを記憶する制御温度メモリと上記制御温度メモリの記憶データをD/A変換するD/A変換回路及び上記D/A変換回路の出力と上記素子温度検出回路の出力の差に対応した電流を上記素子温度制御手段に出力する差動増幅回路とを有する素子温度制御回路とを備えたことを特徴とする赤外線カメラ。
IPC (3件):
H04N 5/33 ,  G03B 41/00 ,  H04N 5/232

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