特許
J-GLOBAL ID:200903079232780267

拡散物質の拡散状況予測方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 光石 俊郎 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-112840
公開番号(公開出願番号):特開2003-307573
出願日: 2002年04月16日
公開日(公表日): 2003年10月31日
要約:
【要約】【課題】 大気中に拡散された拡散物質の濃度を演算により求め、求めた濃度の時間変化を実際の濃度変化と同様に滑らかにする。【解決手段】 排出源Sから排出される物質を粒子に置換し、粒子の位置を演算により求める。この粒子はΔt/2秒毎にN/2個づつ発生させる。排出源Sから近い領域では、Δt/2毎に粒子の位置を演算し、排出源Sから遠い領域では、Δt毎に粒子の位置を演算する。近い領域では短い時間間隔で粒子位置を演算するため、求めた濃度の時間変化は滑らかであり、遠い領域では長い時間間隔で粒子位置を演算しているが、粒子が広く拡散しているため、求めた濃度の時間変化は滑らかである。また、遠い領域では長い時間間隔で粒子位置を演算しているため、全体として演算時間が短くてすむ。
請求項(抜粋):
排出源から大気中に排出された物質が大気中を拡散していく状況を予測するため、前記物質を多数の粒子に置換して、排出源の位置から一定周期毎に予め設定した個数の粒子が発生すると設定すると共に、排出源の位置を含む領域内の多数の地点における、時間の経過に沿って変化する風向・風速を示す風速場データを、粒子の拡散状態を演算する拡散方程式に代入することにより、所定周期毎に各粒子の拡散速度を求め、この拡散速度から各粒子が存在する空間位置を示す空間座標を所定周期毎に求め、特定領域の前記物質の濃度は、当該特定領域に存在する粒子の数を基に求める拡散物質の拡散状況予測方法において、排出源から予め決めた設定距離の範囲内に存在する粒子の拡散速度及び空間座標を求める場合には、前記所定周期は前記一定周期と同じであり、排出源から予め決めた設定距離の範囲外に存在する粒子の拡散速度及び空間座標を求める場合には、前記所定周期は前記一定周期よりも長いことを特徴とする拡散物質の拡散状況予測方法。
IPC (3件):
G01W 1/00 ,  G06F 17/13 ,  G06F 19/00 100
FI (3件):
G01W 1/00 A ,  G06F 17/13 ,  G06F 19/00 100
Fターム (2件):
5B056BB04 ,  5B056HH01

前のページに戻る