特許
J-GLOBAL ID:200903079234812506

蓄圧式燃料噴射弁の安全装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石黒 健二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-273804
公開番号(公開出願番号):特開平5-113162
出願日: 1991年10月22日
公開日(公表日): 1993年05月07日
要約:
【要約】【目的】 噴射時等の瞬間的な流量増加時には作動せず、ノズルクラック等の発生によって連続的な流量増加が生じた際に作動させることで、装置の信頼性を向上させる。【構成】 安全装置2の本体10には、流入口14、流出口15、ピストン室16、スプリング室17より成る流路が形成され、そのスプリング室17には、中央部に小孔21が形成された1枚のプレート20が配されて、絞り部を構成している。小孔21は、その開口径が、ピストン室16に配されたピストン11のオリフィス18径より大きく設定されており、瞬間的な流量増加が生じた際に、絞り部の前後で圧力差を生じさせる。
請求項(抜粋):
蓄圧室の下流に配されて、燃料噴射弁に燃料を導く流路を備え、この流路内にシート部が形成された本体と、前記シート部より上流側の前記流路内で流路方向に移動可能に配され、前記流路を流れる燃料流量を制限するオリフィスが設けられたピストンと、前記シート部より上流側の前記流路内で前記ピストンの下流に配され、前記ピストンの移動量が許容値を越えた際に、前記シート部に当接して前記流路を閉じる弁体と、この弁体および前記ピストンを上流側へ付勢する付勢手段とを備えた蓄圧式燃料噴射弁の安全装置において、前記シート部より下流に、前記流路の流路断面積を小さくする絞り部を設け、この絞り部は、その開口径が前記オリフィスの開口径より大きく設定されて、瞬間的な流量増加が生じた際に、前記絞り部の前後で圧力差を生じさせることを特徴とする蓄圧式燃料噴射弁の安全装置。

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