特許
J-GLOBAL ID:200903079236263682
航空機胴体外板の穴あけ方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
坂間 暁 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-171187
公開番号(公開出願番号):特開平5-016888
出願日: 1991年07月11日
公開日(公表日): 1993年01月26日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 熱伸縮のために胴体外板と、マスタースケールとの間に穴のピッチ差が生じないようにした上で、基準穴を拾ってNC工作機に記憶させ、これにより胴体外板に、精確なピッチで穴あけする方法を提供する。【構成】 航空機の胴体外板を多軸NC工作機のテーブル上に於いて高熱貫流抵抗材で支承すると共に、熱的伸縮対応の固定端15と自由端5を設け、胴体外板長手方向に長手方向のマスタースケール11を配設し、また胴体外板固定端に胴体外板曲面に密着装着を可能とし、長手方向にほぼ直交する方向にマスタースケール14を配設し、両マスタースケールの穴位置座標を機上計測してCNCのカスタムマクロの配列内へ格納することによりソフトウエアテンプレートを形成させ、これにより胴体外板に“テンプレート穴明け”を行う準備を完了した時は、ドリル開始前に長手方向マスタースケールとNC工作機の熱的相対伸縮を看視する。
請求項(抜粋):
航空機の胴体外板(アルミ合金)を多軸NC工作機のテーブル上に於いて高熱貫流抵抗材で支承すると共に、熱的伸縮対応の固定端と自由端を設け、また当該胴体外板長手方向に一部が高熱貫流抵抗体で構成された固定端及びベヤリングで支承され且つ熱的自由伸縮端へ引張力を印加するスプリングを有する長手方向のアルミ合金製マスタースケールを配設し、また胴体外板固定端に胴体外板曲面に密着装着を可能とする柔軟性を有する上記長手方向にほぼ直交する方向にアルミ合金製マスタースケールを配設し、これらアルミ合金製の両マスタースケールの穴位置座標を機上計測してCNCのカスタムマクロの配列内へ格納することによりソフトウエア・テンプレートを形成させ、これにより胴体外板に“テンプレート穴明け”を行う準備を完了し穴明け実行時は、ドリルサイクル開始前に長手方向マスタースケールとNC工作機の熱的相対伸縮を看視し、これが許容値を越えた場合は再機上計測を行いソフトウエアテンプレートの更新を行った後ドリルサイクルを継続することを特徴とする航空機胴体外板の穴あけ方法。
IPC (2件):
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