特許
J-GLOBAL ID:200903079237153104

音声復号器および音声復号方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 川▲崎▼ 研二
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999002802
公開番号(公開出願番号):WO1999-062056
出願日: 1999年05月27日
公開日(公表日): 1999年12月02日
要約:
【要約】音声復号器10の復号処理部11には、符号化音声信号BSから生成された処理対象信号(励起信号)SPCに強調処理を施す強調処理部15が設けられている。カウンタ部17は、符号化音声信号BSのフレームの符号誤りが連続して発生した回数をカウントし、連続フレーム誤り数を出力する。ここで、カウント部17から出力される連続フレーム誤り数が子め設定した基準連続フレーム誤り数以下であるときは、第1スイッチSW1及び第2スイッチSWが強調処理部15側に設定される。従って、符号化音声信号に含まれる各種パラメータから生成される処理対象信号SPCは、第1スイッチSW1を介して復号処理部11の強調処理部15に供給され、強調処理が施される。そして、この強調処理により得られる処理対象強調信号SEPCが第2スイッチSW2を介して後続の装置に出力される。このため、主観的音質が良好な復号音声信号SPが得られる。これに対し、通信品質が劣化して、カウント部17から出力される連続フレーム誤り数が予め設定した基準連続フレーム誤り数を越えたときは、第1スイッチSW1及び第2スイッチSWがバイパスBP側に設定される。従って、符号化音声信号に含まれる各種パラメータから生成される処理対象信号SPCは、強調処理部15による強調処理を経ることなくそのまま後続の装置に出力される。このように連続フレーム誤り数が多い場合には強調処理が禁止されるので、復号音声信号SPに発生するひずみを軽減することができる。
請求項(抜粋):
フレーム単位で入力された符号化音声信号から励起信号を生成し、この励起信号から復号音声信号を生成する音声復号器において、 前記励起信号に対し強調処理を行う強調処理手段と、 前記符号化音声信号のフレーム誤りを検出する誤り検出手段と、 前記フレーム誤りが連続して発生した回数をカウントし、連続誤りフレーム数を出力するカウント手段と、 前記連続誤りフレーム数が所定の基準誤りフレーム数を越えた場合に前記強調処理手段による前記強調処理を禁止する強調処理禁止手段と、 を備えたことを特徴とする音声復号器。
IPC (3件):
G10L 11/00 ,  H03M 7/30 ,  H04B 14/04

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