特許

J-GLOBAL ID：200903079257476740

高清浄鋼の溶製方法

発明者： 櫻井 栄司 ,  石川 博章 ,  川嶋 一斗士 ,  吉岡 敬二 ,  杉山 晋一 ,  村井 剛 ,  松野 英寿
出願人/特許権者： 日本鋼管株式会社
代理人 (1件)： 川和 高穂
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-031445
公開番号（公開出願番号）：特開平10-219337
出願日： 1997年01月31日
公開日（公表日）： 1998年08月18日
要約：

【要約】【課題】 食缶用の薄鋼板として使用する高清浄鋼の溶製方法を課題とする。【解決手段】 (a)転炉で鋼を溶製し、転炉終点の酸素量が600ppm以下である未脱酸の溶鋼を取鍋に出鋼し、(b)前記未脱酸鋼を収容した取鍋にAlまたはAlを含むスラグ改質剤を添加してスラグ中のT.Feを3wt%以下とし、(c)前記未脱酸鋼をRH脱ガス装置にて、環流Arが10Nl/min・t以上で脱ガスし、鋼中酸素量を100ppm以下にしてからAlにより脱酸し、さらに脱酸後の撹拌エネルギーを2WH/t以上で攪拌する。上記Al脱酸前の鋼中酸素を100ppm以下にするため炭素剤を使用することができる。

請求項（抜粋）：

下記の工程を備えたことを特徴とする高清浄鋼の溶製方法。(a)転炉で鋼を溶製し、転炉終点の鋼中酸素量が600ppm以下である未脱酸の溶鋼を取鍋に出鋼し、(b)前記未脱酸の溶鋼を収容した取鍋にAlまたはAlを含むスラグ改質剤を添加することによりスラグ中のT.Feを3wt%以下とし、(c)前記未脱酸の溶鋼をRH脱ガス装置において、環流Ar量が10Nl/min・t以上で脱ガスし、鋼中酸素量を100ppm以下にしてからAlにより脱酸し、さらに脱酸後の攪拌エネルギーを2WH/t以上で溶鋼を攪拌する。

IPC (4件)：

C21C 7/06 ,  C21C 7/00 ,  C21C 7/04 ,  C21C 7/10

FI (4件)：

C21C 7/06 ,  C21C 7/00 J ,  C21C 7/04 B ,  C21C 7/10 F