特許
J-GLOBAL ID:200903079262408389

自走式建設廃材破砕機の警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-319062
公開番号(公開出願番号):特開平8-150349
出願日: 1994年11月28日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】【目的】 従来より自走式建設廃材破砕機の作業時には被破砕機に鉄筋などの混入があり、突然機械が異常をおこすので、緊急停止用スイッチをオン操作する。しかしその緊急停止用スイッチをオフ状態に復帰させるときには複数個の作業用スイッチをすべてオフ状態にしておく必要がある。この問題点を解決できる警報装置を提供する。【構成】 本発明の警報装置では各種アクチュエータをそれぞれ操作する複数個の作業用スイッチを配置した操作盤の電気回路に、緊急停止用オルタネイトスイッチと、そのオン・オフ操作を点灯表示するランプと、ブザーを設け、上記緊急停止用オルタネイトスイッチと、作業用スイッチのうち少くとも単数個の作業用スイッチとがオン操作状態であることによって、ブザーの接続回路を通電維持せしめるように構成した。
請求項(抜粋):
クローラ走行体の上部にメイン車体を連結し、そのメイン車体の上部にコンクリートガラなどの建設廃材を受入れるホッパを設け、そのホッパに供給された建設廃材をホッパ下部の排出口よりフィーダによってクラッシャへ送り込んで所定の細粒に破砕せしめ、その細粒化された建設廃材をクラッシャの下側に配置したコンベアで搬出するようにし、上記フィーダ,クラッシャ,コンベア等の各種アクチュエータの作動制御をメイン車体に配設した複数個の各作業用スイッチの操作によって行うようにした自走式建設廃材破砕機において、上記作業用スイッチを配設する電気回路内に走行位置接点と作業位置接点に切換操作できる走行・作業切換スイッチを設け、その走行・作業切換スイッチの作業位置接点をアースに接続し、また複数個の切換接点をそなえている自己保持型の緊急停止用オルタネイトスイッチを電源に対して接続し、その緊急停止用オルタネイトスイッチのオフ状態時にアクチュエータ制御用電磁切換弁の各ソレノイドに対し電源電圧を印加するとともに、ブザーの接続回路と、上記作業位置接点に通じる回路を開くようにし、また複数個の作業用スイッチを、上記各ソレノイドの下流側に設けた各ダイオードより走行・作業切換スイッチの作業位置接点に通じる電路にそれぞれ介設し、かつ電源と、各作業用スイッチの上流側接点とをそれぞれランプを介して連通するとともに、ブザーの下流側電路を上記ランプの各下流側電路にダイオードを介してそれぞれ通じるように接続し、緊急停止用オルタネイトスイッチと、少くとも単数個の作業用スイッチとがオン操作状態であることによって、ブザーの接続回路を通電維持せしめるようにしたことを特徴とする自走式建設廃材破砕機の警報装置。
IPC (2件):
B02C 21/02 ,  B02C 23/04

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