特許
J-GLOBAL ID:200903079276184360

位置検出方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石原 勝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-025512
公開番号(公開出願番号):特開平6-243255
出願日: 1993年02月15日
公開日(公表日): 1994年09月02日
要約:
【要約】【目的】 任意の形状の物体に適用できて汎用性があり、かつ高速にて処理できるとともに耐ノイズ性の高い位置検出方法を提供する。【構成】 入力二値化画像を線順次に走査し、検出すべき輪郭線の始点を求め、得た始点より8近傍アクセスし、輪郭線探索表を用いて次の輪郭点を検出することにより、探索手順を単純化して高い処理速度で輪郭線を検出し、こうして検出した輪郭線の特徴点を検出し、その特徴点間の距離・角度の累積演算結果を用いて形状照合し、物体の位置を検出する。
請求項(抜粋):
画像入力装置により入力された二値化画像を画像メモリに記憶させる第1ステップと、画像メモリに記憶した画像データを順次に走査して検出した未検出の境界点を始点とする第2ステップと、始点を追跡終了点として画像メモリに重ね合わせられるオーバレイメモリに書き込む第3ステップと、始点を最初の参照点とする第4ステップと、画像メモリの現参照点の周囲の8近傍点のデータをアクセスする第5ステップと、前参照点から現参照点へ向かう方向の前方向番号に対応して8種類の探索表のいずれかひとつを選択し選択された探索表から画像メモリの現参照点の周囲の8近傍点のデータに対応して次参照点へ向かう方向の現方向番号を読み出し次の参照点を検出する第6ステップと、オーバレイメモリの現参照点の周囲の8近傍点のデータをアクセスしこの8近傍点のデータのうち現方向番号に対応するデータが追跡終了点であるかどうかを判定する第7ステップと、第7ステップの判定結果が否定的であるときに検出した参照点を追跡終了点としてオーバーレイメモリに書き込み、第5、第6及び第7ステップを繰り返して輪郭線追跡を継続させ、第7ステップの判定結果が肯定的であるときに輪郭線追跡を終了させて第2ステップに戻る第8ステップと、検出した輪郭線より曲率計算してその結果を用いて特徴点を検出する第9ステップと、特徴点間の輪郭長と角度を輪郭線毎に順次累積演算し結果を記憶する第10ステップと、登録した形状の距離角度累積演算結果と入力画像での演算結果を特徴点毎にシフトしながら照合し最適な照合位置を検出する第11ステップとを含むことを特徴とする位置検出方法。
IPC (2件):
G06F 15/70 350 ,  G06F 15/70 455

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