特許
J-GLOBAL ID:200903079276606485

ソリッドゴルフボール

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 小島 隆司 ,  重松 沙織 ,  小林 克成 ,  石川 武史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-313855
公開番号(公開出願番号):特開2007-152090
出願日: 2006年11月21日
公開日(公表日): 2007年06月21日
要約:
【解決手段】本発明は、ソリッドコアと、これを被覆するカバー層とを具備し、該カバー層のうち最外層の外表面に多数のディンプルが形成されたソリッドゴルフボールにおいて、コアが、特定のポリブタジエンゴムを含むゴム基材に対して、有機硫黄化合物、不飽和カルボン酸又はその金属塩、有機過酸化物、無機充填剤を含むゴム組成物から形成され、コアの所定荷重による変形量を適正化し、かつコアが特定の硬度分布を有し、カバー層が熱可塑又は熱硬化のポリウレタン材料を主成分として形成され、カバー層が特定の厚さを有し、その表面硬度、その曲げ剛性、カバー表面硬度とコア表面硬度との関係、及びボールの所定荷重による変形量をそれぞれ適正化したゴルフボールを提供する。【効果】本発明は、飛距離増大のほか、アプローチスピン性能、耐擦過傷性、繰り返し打撃した時の割れ耐久性に優れたものであり、競技上大変有利なゴルフボールである。【選択図】なし
請求項(抜粋):
ソリッドコアと、これを被覆するカバー層とを具備し、該カバー層のうち最外層の外表面に多数のディンプルが形成されたソリッドゴルフボールにおいて、シス-1,4-結合を60%以上含有し、希土類元素系触媒を用いて合成されたポリブタジエンゴムを60〜100質量部含むゴム基材100質量部に対して、有機硫黄化合物0.1〜5質量部、不飽和カルボン酸又はその金属塩、有機過酸化物、無機充填剤を含むゴム組成物から上記ソリッドがコア形成されると共に、ソリッドコアの初期荷重10kgfから終荷重130kgfまで負荷したときの変形量が2.0〜3.5mmであり、かつソリッドコアが下記表の硬度分布を有し、上記カバー層が熱可塑又は熱硬化のポリウレタン材料を主成分として形成され、上記カバー層の厚さが0.5〜2.5mm、その表面硬度がショアD硬度50〜70、その曲げ剛性が50〜300MPaであり、カバー表面硬度よりコア表面硬度の方がショアD硬度1〜15の範囲内で小さく、ゴルフボールの初期荷重10kgfから終荷重130kgfまで負荷したときの変形量が2.0〜2.9mmであることを特徴とするソリッドゴルフボール。
IPC (3件):
A63B 37/00 ,  A63B 37/04 ,  A63B 37/12
FI (4件):
A63B37/00 L ,  A63B37/04 ,  A63B37/12 ,  A63B37/00 F
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (6件)
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