特許
J-GLOBAL ID:200903079279761155

内燃機関の排気ガスに含まれる窒素酸化物の触媒転換方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富村 潔
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-506897
公開番号(公開出願番号):特表平10-501460
出願日: 1995年05月16日
公開日(公表日): 1998年02月10日
要約:
【要約】過剰空燃比で運転される内燃機関の排気ガスに含まれる窒素酸化物を触媒転換する場合、触媒反応にとって必要な還元剤を導入しなければならない。この場合に還元剤の配量は内燃機関の急激に変動する運転状態に合わせなければならない。これに関して今日において満足できる解決策は存在しない。このために本発明に基づいて、還元剤が内燃機関の始動過程中および排気ガス温度が低下する運転時および場合によっては排気ガス温度がほぼ一定している運転時だけ、脱硝触媒の温度に関係する還元剤貯蔵容量を考慮して窒素酸化物濃度に関係して還元剤が化学量論比以上に配量され、そのほかの場合に還元剤が化学量論比以下に配量される方法を提供する。このようにして、一方では触媒転換のために十分に貯蔵された還元剤を準備するためにおよび他方では還元剤の漏出を避けるように還元剤バッファを得られるようにするために、触媒はいつでも好適な充填状態を維持する。本発明は例えばディーゼルエンジンおよび希薄混合気エンジンのような過剰空燃比で運転されるあらゆる内燃機関に使用できる。
請求項(抜粋):
還元剤(26)が排気ガス(16)の流れ方向において脱硝触媒(20)の前で排気ガス(16)の中に入れられ、内燃機関(10)の始動過程中および排気ガス温度が低下する運転時および場合によっては排気ガス温度がほぼ一定している運転時だけ、触媒(20)の温度に関係する還元剤貯蔵容量を考慮して窒素酸化物濃度に関係して還元剤(26)が化学量論比以上に配量され、そのほかの場合に還元剤(26)が化学量論比以下に配量されることを特徴とする内燃機関(10)の排気ガス(16)に含まれる窒素酸化物の触媒転換方法。
IPC (2件):
B01D 53/94 ,  B01D 53/86 ZAB
FI (2件):
B01D 53/36 101 A ,  B01D 53/36 ZAB
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭58-174227
  • 特開昭62-186927

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