特許

J-GLOBAL ID：200903079281769929

プレス制御方法およびプレス装置

発明者： 青木 秀二 ,  田島 孝宏 ,  中島 末和 ,  大迫 義行 ,  山▲崎▼ 英孝
出願人/特許権者： 三菱電機株式会社 ,  三菱電機エンジニアリング株式会社
代理人 (1件)： 高田 守 (外4名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-035368
公開番号（公開出願番号）：特開平8-224699
出願日： 1995年02月23日
公開日（公表日）： 1996年09月03日
要約：

【要約】【目的】 被加工物に対して正確なプレス荷重でプレス加工を行うとともに、被加工物の板厚のバラツキあるいは金型によるシャットハイトのばらつきに左右されずに正確なプレス荷重でプレス加工を行うことが可能なプレス装置およびプレス制御方法を得る。【構成】 サーボモータ51が、回転伝達具52に同心で接続され、回転伝達具52の中心を貫くようにネジ軸53が設けられている。回転伝達具52とネジ軸53とを組み合わせることでサーボモータ51の駆動力が後に示すプレスラム54の推進力に変換される。【効果】 被加工物に対して正確なプレス荷重が与えられるとともに、被加工物の厚みのばらつきによるプレス加工の不具合を防止することができる。

請求項（抜粋）：

モータの駆動力を、前記モータに直結された駆動力-推進力変換手段を介して金型の推力に変換して被加工物をプレス加工するプレス装置のプレス制御方法であって、(a)前記被加工物のプレス加工に伴う前記モータのトルク値の変化を検出し、目標とする定格トルク値よりも小さい予め設定した所定のトルク値に到達したか否かを判断する工程と、(b)前記所定のトルク値に到達した後は、前記モータの駆動量を計数し、前記モータの駆動量が予め設定した所定の駆動量に達した時点で前記金型の推進速度がゼロとなるように、速度と駆動量の関数として予め設定した減速パターンと計数した前記モータの駆動量を照合して、前記モータの駆動量に応じて与えられる速度指令に基づいて前記金型の推進速度を減速する工程とを備えるプレス制御方法。