特許
J-GLOBAL ID:200903079287552131

能動消音装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山田 正紀 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-319510
公開番号(公開出願番号):特開2002-132265
出願日: 2000年10月19日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 ダクト内の定在波を抑えて消音効果を高めた能動消音装置を提供することを目的とする。【解決手段】 長手方向の両端に開放端5a,5bを有し、2つの開放端のうちの一方の開放端5aが筐体2の内部に開口し他方の解放端5bが筐体2の外部に開口したダクト5と、開放端5a近傍に配置され、開放端5aからダクト5内に入ってくる騒音を検知する騒音検知マイク8と、騒音検知マイク8により検知された騒音に基づいて、ダクト出口側の開放端5b近傍の消音点11における騒音と同振幅かつ逆位相の二次音を発生させるための二次音信号を生成する信号処理回路9と、上記二次音信号に基づく二次音を消音点11に放射するスピーカ10と、ダクト5に隣接して配備され、ダクト5との間に設けられた連通孔7a,7b,7cを介して音響的に結合された共鳴室6aを有するヘルムホルツ型の共鳴器6とを備えた。
請求項(抜粋):
筐体内部の騒音源から発生し該筐体に設けられた開口部から外部に放射される騒音と同振幅かつ逆位相の二次音を発生させるための二次音信号を生成し、該二次音信号に基づく二次音を前記騒音と干渉させて該騒音を打ち消す能動消音装置において、長手方向の両端にそれぞれ開放端を有し、2つの開放端のうちの一方の開放端が前記筐体の内部に開口し他方の解放端が前記筐体の外部に開口したダクトと、前記ダクトの、前記一方の開放端近傍に配置され、該一方の開放端から該ダクト内に入ってくる騒音を検知する騒音検知手段と、前記騒音検知手段により検知された騒音に基づいて、前記ダクトの、前記一方の開放端とは反対側の他方の開放端近傍の所定の消音点における騒音と同振幅かつ逆位相の二次音を発生させるための二次音信号を生成する二次音信号生成手段と、前記二次音信号に基づく二次音を前記消音点に放射する二次音放射手段と、前記ダクトに隣接して配備され、該ダクトとの間に設けられた連通孔を介して音響的に結合された、共鳴室を有するヘルムホルツ型の共鳴器とを備えたことを特徴とする能動消音装置。
IPC (4件):
G10K 11/178 ,  F16L 55/02 ,  G10K 11/16 ,  H04R 3/00 320
FI (4件):
F16L 55/02 ,  H04R 3/00 320 ,  G10K 11/16 H ,  G10K 11/16 B
Fターム (6件):
3H025CA01 ,  3H025CB41 ,  5D020BB09 ,  5D061EE27 ,  5D061EE31 ,  5D061FF02

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