特許
J-GLOBAL ID:200903079293635340

電力動揺検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-285340
公開番号(公開出願番号):特開2001-112163
出願日: 1999年10月06日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】 電力動揺検出の信頼性を向上させ、社会生活に重大な影響を及ぼす系統保護動作が不必要且つ安易に行われるのを有効に防止すること。【解決手段】 P側動揺条件判別部4は、電力波形のP振幅の振幅値及び減衰率を演算し、この演算結果に基づきP側動揺条件を判別する。また、N側動揺条件判別部5は、電力は系のN振幅の振幅値及び減衰率を演算し、この演算結果に基づきN側動揺条件を判別する。AND回路6は、P側動揺条件及びN側動揺条件の双方が成立した場合に電力動揺検出信号を出力する。
請求項(抜粋):
第1の電力系統と第2の電力系統との間の連係地点の電力を計測する電力計測手段と、前記電力計測手段の計測により得られた電力波形の振幅の変化に基づき電力動揺発生の有無についての検出を行う電力動揺検出手段と、前記電力動揺検出手段から電力動揺の発生を知らせる電力動揺検出信号を入力した場合に、所定の制御動作を実行するための制御信号を出力する制御出力手段とを備えた電力動揺検出装置において、前記電力動揺検出手段は、前記電力波形のボトム側からピーク側への移行時における振幅であるP振幅についてその振幅値及び減衰率を演算し、P振幅のみを基礎とする電力動揺発生条件であるP側動揺条件の成立の有無を、この演算結果に基づき判別するP側動揺条件判別部と、前記電力波形のピーク側からボトム側への移行時における振幅であるN振幅についてその振幅値及び減衰率を演算し、N振幅のみを基礎とする電力動揺発生条件であるN側動揺条件の成立の有無を、この演算結果に基づき判別するN側動揺条件判別部と、を有し、前記P側動揺条件判別部及びN側動揺条件判別部が共に前記P側動揺条件及びN側動揺条件が成立したと判別した場合に、前記制御出力手段に対して前記電力動揺検出信号を出力するものであることを特徴とする電力動揺検出装置。
IPC (2件):
H02H 3/48 ,  H02J 3/38
FI (2件):
H02H 3/48 D ,  H02J 3/38 K
Fターム (5件):
5G058HH04 ,  5G058HH06 ,  5G066HA13 ,  5G066HA30 ,  5G066HB20

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