特許
J-GLOBAL ID:200903079297594495

油圧ショベルの吊り上げ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 武 顕次郎 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-133800
公開番号(公開出願番号):特開平10-317432
出願日: 1997年05月23日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 本発明の目的は、切り替えスイッチを要することなく、吊荷の吊り上げ作業を実施できる油圧ショベルの吊り上げ装置を提供することにある。【解決手段】 ブーム19A、アーム19B、バケット19Cを有する油圧ショベルに配備され、可変容量型油圧ポンプ2の吐出圧を規定し、リリーフセット圧を調節可能なパイロット作動形リリーフ弁9と、このリリーフ弁9を作動させる電磁弁8と、この電磁弁8を駆動する制御信号を出力するコントローラ13を備えるとともに、ブーム19Aの上げ操作を検出する圧力センサ11と、アーム19B、バケット19Cの操作を検出する圧力センサ12とを備え、上記コントローラ13が、圧力センサ11,12から出力される信号に基づいて吊荷20の吊り上げ作業状態にあるかどうかを判別する判別手段13aと、吊り上げ作業状態であると判別されたときに上述の制御信号を出力する出力手段13bとを含む。
請求項(抜粋):
原動機と、この原動機によって駆動する少なくとも1つの可変容量型油圧ポンプ、及び固定容量型油圧ポンプと、上記可変容量型油圧ポンプから吐出される圧油に伴って回動するブーム、アーム、及びバケットとを有する油圧ショベルに配備され、上記可変容量型油圧ポンプの吐出圧を規定し、リリーフセット圧を可変に調節可能なパイロット作動形リリーフ弁と、上記固定容量型油圧ポンプの吐出管路に設けられ、このパイロット作動形リリーフ弁の上記リリーフセット圧を変更させる圧油を発生させる電磁弁と、所定の吊荷の吊り上げ作業に伴う上記ブームの上げ操作に際して、上記パイロット作動形リリーフ弁の上記リリーフセット圧を上昇させる圧油を発生させるように上記電磁弁を駆動する制御信号を出力するコントローラとを備えた油圧ショベルの吊り上げ装置において、上記ブームの上げ操作を検出する第1の検出手段と、上記アームの操作、及び上記バケットの操作のうちの特定の操作を検出する第2の検出手段とを備え、上記コントローラが、上記第1の検出手段によって上記ブームの上げ操作が検出されている状態にあって、しかも上記第2の検出手段によって上記特定の操作が検出されていない状態にある所定の吊荷の吊り上げ作業状態にあるかどうか判別する判別手段と、この判別手段で上記所定の吊荷の吊り上げ作業状態にあると判別された場合に上記制御信号を出力する出力手段とを含むことを特徴とする油圧ショベルの吊り上げ装置。
IPC (3件):
E02F 9/22 ,  B66C 1/68 ,  E02F 3/40
FI (3件):
E02F 9/22 E ,  B66C 1/68 A ,  E02F 3/40 B

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