特許
J-GLOBAL ID:200903079297899962

コンクリートの混練方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉谷 嘉昭 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-160178
公開番号(公開出願番号):特開平8-323735
出願日: 1995年06月05日
公開日(公表日): 1996年12月10日
要約:
【要約】【目的】砂の表面に付着している表面水は勿論のこと、砂利の付着水も同時に予想表面水量として演算し、それによって品質の高いコンクリートを得るコンクリートの混練方法を提供する。【構成】 セメント、砂、砂利等と共に、添加水をコンクリートミキサに投入し、モータにより所定時間混練してコンクリートを得、そして排出するバッチ操作を繰り返してコンクリートを得るとき、添加水として配合水から、投入する砂、砂利等に含まれる予想表面水量を減じた量を投入する。そして所定時間混練してからモータの負荷電力値を計測する。計測されたモータの電力値と予め求めた基準負荷電力値と定数とから補助水量を演算する。演算した補助水が負のときは、そのまま練り上げる。正の時は補助水を投入して練り上げる。次のバッチの予想表面水量を、演算した補助水が負のときは前回の予想表面水量と補助水量の絶対値の和とする。補助水が正のときは前回の予想表面水量から補助水量を引いた量とする。
請求項(抜粋):
セメント、砂、砂利等と共に、添加水をコンクリートミキサに投入し、モータにより所定時間混練してコンクリートを得、そして排出するバッチ操作を繰り返してコンクリートを得るとき、セメント、砂、砂利等と共に添加水として、配合水から、投入する砂、砂利等に含まれる予想表面水量を減じた量を投入する材料投入工程と、前記材料投入工程により投入された材料を所定時間混練してから前記モータの負荷電力値を計測する負荷電力値計測工程と、前記負荷電力値計測工程で計測されたモータの負荷電力値と予め求めた基準負荷電力値と定数とから、補助水量を演算する演算工程と、前記演算工程で演算された結果に基づいた補助水を添加する補助水投入工程と、からなり、次のバッチの材料投入工程における予想表面水量を、前回の予想表面水量と前記演算工程で演算された補助水量とから演算した演算量とすることを特徴とするコンクリートの混練方法。
IPC (2件):
B28C 7/12 ,  B28C 7/02
FI (2件):
B28C 7/12 ,  B28C 7/02

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