特許
J-GLOBAL ID:200903079300070923

エアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外4名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-098034
公開番号(公開出願番号):特開平9-286293
出願日: 1996年04月19日
公開日(公表日): 1997年11月04日
要約:
【要約】【課題】 エアバッグ袋体展開時のエアバッグドアヒンジ部の樹脂分の飛散を抑え、且つインストルメントパネルとエアバッグドアとの一体化を可能にする。【解決手段】 インストルメントパネル10は硬質樹脂製のインストルメントパネル本体基材20と、バリア層22と、表皮材24との積層構造となっている。インストルメントパネル10は本体部28と、エアバッグ装置12と対向する部位に本体部28と一体に形成された矩形状のエアバッグドア部30とから構成されており、ヒンジ部36、40には、バリア層22とインストルメントパネル本体基材20との間に両者に含浸した金属製長繊維集合体38、42が埋設されていると共に、インストルメントパネル本体基材側からヒンジ用ノッチ37、41がそれぞれ形成されている。
請求項(抜粋):
表皮材、バリア層及び硬質樹脂製のインストルメントパネル本体基材の順に積層され、衝突時にエアバッグ袋体膨張圧により助手席に対向した位置に設けた脆弱部から開裂してヒンジ部を中心に展開するエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネルであって、前記ヒンジ部における前記バリア層と前記インストルメントパネル本体基材との間に両者に含浸させて埋設した金属製長繊維集合体又は金属製網状構造体と、前記ヒンジ部に前記インストルメントパネル本体基材側から形成され、前記インストルメントパネル本体基材の途中まで延びるヒンジ用ノッチと、を備えたことを特徴とするエアバッグドア部を一体に有するインストルメントパネル。

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