特許
J-GLOBAL ID:200903079301723793

車両用タイヤおよびこの車両用タイヤのタイヤパターンを調節するための方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 江崎 光史 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-017295
公開番号(公開出願番号):特開平7-309105
出願日: 1995年02月03日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 車両用タイヤおよびパターン要素とその間に存在しているドレーン溝とを備えたタイヤパターンを調節するための方法を提供すること【構成】 車両用タイヤが、路面状態に依存して調節可能なトレッドパターンおよび路面状態に依存してトレッドパターンを調節するための手段を備えていること、および走行中に路面状態に依存して走行中ドレーン断面を制御して拡大することにより、流出溝を正常走行適正位置からアンチハイドロプレーニング適正位置へと、および反対にドレーン断面を制御或いは調節することにより狭めて正常走行適正位置に復帰させる
請求項(抜粋):
【請求項01】 車両用タイヤにおいて、この車両用タイヤが、路面状態に依存して調節可能なトレッドパターン、および、路面状態に依存してトレッドパターンを調節するための手段を備えていることを特徴とする車両用タイヤ。【請求項02】 パターン要素(1)とトレッドパターンのこのパターン要素間に存在している流出溝を形成している凹部(2)を備えており、その際パターンを調節するための手段が、流出溝を少なくとも部分的に閉じたり開いたりするための手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用タイヤ。【請求項03】 トレッドパターンを調節するための手段が、調節部を制御するための手段を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の車両用タイヤ。【請求項04】 トレッドパターンを調節するための手段が、調節を調整するための手段を備えていることを特徴とする請求項1或いは2に記載の車両用タイヤ。【請求項05】 トレッドパターンを調節するための手段がパラメータに依存して操作されることを特徴とする請求項1から4までのいずれか一つに記載の車両用タイヤ。【請求項06】 トレッドパターンの調節が行われることを特徴とする請求項1から5までのいずれか一つに記載の車両用タイヤ。【請求項07】 変更を誘起するパラメータが、車両用タイヤのパターン領域内でタイヤ接触面において作用する圧力であることを特徴とする請求項5或いは6に記載の車両用タイヤ。【請求項08】 調節を誘起するパラメータが、流出溝領域内の凹部(2)内で、流出溝を部分的に閉じたり開いたりするための手段の少なくとも近隣領域に存在している圧力であることを特徴とする請求項2或いは7に記載の車両用タイヤ。【請求項09】 車輪走行方向に対して横方向で形成されている少なくとも流出溝(2)を少なくとも部分的に閉じたり開いたりするための手段が、流出溝(2)を少なくとも部分的に閉鎖するための機械的な閉鎖機構を備えており、この閉鎖機構が閉鎖状態にあってはパターン要素(2)内に支持されるように構成されてことを特徴とする請求項2、7或いは8に記載の車両用タイヤ。【請求項10】 機械的な閉鎖機構がパターン要素(2)内に関節的に支承されていることを特徴とする請求項9に記載の車両用タイヤ。【請求項11】 機械的な閉鎖機構が弾性的に湾曲可能であり、かつパターン要素(2)内に固定して支承されていることを特徴とする請求項9に記載の車両用タイヤ。【請求項12】 それぞれ二つの閉鎖機構(4)が流出溝(2)を区画している二つのパターン要素(1)内に支承されていること、およびこれら二つの閉鎖機構(4)が流出溝(2)を閉じるために互いに交番して作用するように構成されていることを特徴とする請求項9に記載の車両用タイヤ。【請求項13】 流出溝(2)を開けたり閉じたりするための各々一つの閉鎖機構(5,11)が片側に支承されていることを特徴とする請求項10或いは11に記載の車両用タイヤ。【請求項14】 多数の閉鎖機構(9,12)が流出溝(2)を区画している二つのパターン要素(1)内で流出方向で相前後して支承されていること、および上記の閉鎖機構が流出溝を開けたり閉じたりするために互いに作用結合するように構成されていることを特徴とする請求項10或いは11に記載の車両用タイヤ。【請求項15】 閉鎖機構が膜(8)から成る弾性的に揺動可能なクッション(6)から成り、これらのクッションがそれぞれ膜とパターン領域間に空域(7)の形成の下にパターン内に固定されていること、およびクッションが流出溝(2)内に達していることを特徴とする請求項2或いは7から11までのいずれか一つに記載の車両用タイヤ。【請求項16】 二つの閉鎖機構が流出方向に対して横方向で指向している線上で相対して設けられていることを特徴とする請求項12に記載の車両用タイヤ。【請求項17】 閉鎖機構の全長がタイヤ接触面内の流出溝の幅よりも僅かに大きいことを特徴とする請求項12に記載の車両用タイヤ。【請求項18】 パターン要素とその間に存在している流出溝とを備えたタイヤパターンを調節するための方法において、走行中の路面状態に依存して走行中ドレーン断面を制御して拡大することにより、流出溝を、正常走行適正位置からアンチハイドロプレーニング適正位置へと、および反対にドレーン断面を制御或いは調節して狭めることにより正常走行適正位置に復帰させることを特徴とするタイヤパターンを調節するための方法。

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