特許
J-GLOBAL ID:200903079321648593

プラズマ切断加工装置におけるプラズマアーク停止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木村 高久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-216247
公開番号(公開出願番号):特開平7-068384
出願日: 1993年08月31日
公開日(公表日): 1995年03月14日
要約:
【要約】【目的】プラズマ切断加工装置におけるプラズマアーク停止の制御を正確に行う。【構成】速度補償器では、切断加工開始後の各時刻tごとにアーク電圧E(t)と切断速度F(t-Δt)とを入力し、これら入力された値に基づき切断速度Fとアーク電圧Eとの関係L、L1、L2...を求め、該求められ関係L、L1、L2...に基づき基準切断速度1.0m/分に対応するアーク電圧E0、E1、E2...を求め、該求められたアーク電圧E0、E1、E2...を速度補償電圧として各時刻tごとに出力する。そして、記憶器では、切断加工開始から所定時間経過した時刻におけるアーク電圧Esと該時刻における切断速度Fsとを上記速度補償器に入力することにより得られる速度補償電圧E0が基準電圧として記憶される。そして、上記速度補償器から出力される速度補償電圧E2が上記記憶器に記憶された基準電圧E0に対して所定量ΔE0以上上昇した時点でプラズマアークを停止させる信号を比較器から出力し、切断加工を終了させる。
請求項(抜粋):
プラズマトーチと被切断材との間にプラズマアークを形成させつつ前記プラズマトーチを前記被切断材の切断線に沿って移動させて切断加工を行うとともに、プラズマアーク電圧が基準電圧に対して所定量以上上昇した時点でプラズマアークを停止させ切断加工を終了させるプラズマ切断加工装置におけるプラズマアーク停止装置において、切断加工開始後の各時刻ごとにプラズマアーク電圧とプラズマトーチ移動速度とを入力し、これら入力された値に基づきプラズマトーチ移動速度とプラズマアーク電圧との関係を各時刻ごとに求め、該求められた関係に基づきプラズマトーチの基準移動速度に対応するプラズマアーク電圧を求め、該求められたプラズマアーク電圧を速度補償電圧として各時刻ごとに出力する速度補償手段と、切断加工開始から所定時間経過した時刻におけるプラズマアーク電圧と該時刻におけるプラズマトーチ移動速度とを前記速度補償手段に入力することにより得られる速度補償電圧を基準電圧として設定する基準電圧設定手段と、前記速度補償手段から出力される速度補償電圧が前記基準電圧設定手段で設定された基準電圧よりも所定量以上大きくなった時点でプラズマアークを停止させる信号を出力する手段とを具えたプラズマ切断加工装置におけるプラズマアーク停止装置。

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